00総記

国家と教養/藤原正彦

『国家と教養 (新潮新書)』を読んだよ。教養は怖い。藤原先生の新刊を読むのは久しぶり。既刊のもので読みたい本リストに上がっている本が幾つかあるけど、最近のものの方がより過激になりつつあるような…。まぁ、その辺りが藤原先生の本の楽しみでもあるん…

超AI時代の生存戦略/落合陽一

『超AI時代の生存戦略 ―― シンギュラリティに備える34のリスト』を読んだよ。シンギュラリティは来ないような気がしてきた。副題は「シンギュラリティに備える34のリスト」。本題の「生存戦略」と合わせて考えれば、「落合陽一流これからの生き方」という感…

これからの世界をつくる仲間たちへ/落合陽一

『これからの世界をつくる仲間たちへ』を読んだよ。何がどこまで変わるかは分からない。前作『魔法の世紀』ではわけわからん状態だった落合陽一氏。それでも、読んでみたいという気にさせるのは、自分自身がまだまだ知りたいという欲求があるんだろうと思う…

AI vs. 教科書が読めない子どもたち/新井紀子

『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』を読んだよ。さて、自分は読めていたのだろうか。筆者は東ロボくんプロジェクトの推進者である新井紀子氏。本業は数学者だったとは…。ということで、AIは何ができるかという観点では、随所に数学的な見解が示されてい…

リベラルアーツの学び方 エッセンシャル版/瀬木比呂志

『リベラルアーツの学び方 エッセンシャル版 (リベラルアーツカレッジ)』を読んだよ。教養でないのは確か。本書のオリジナル版があるのは知っていて、気になってはいたんだけど、あの大きさにたじろぎ、あきらめモード。と思っていたら、そのエッセンシャル…

魔法の世紀/落合陽一

『魔法の世紀』を読んだよ。20世紀型人間には理解不能。近頃話題の落合陽一氏。どうして話題なのか分からないけど、本屋の平台に何冊も山積みになっていることが多いから。 ということで、自分的にはとりあえず読んでみるということ。当然、最初の著作を選ん…

シンギュラリティは近い[エッセンス版]/レイ・カーツワイル

『シンギュラリティは近い[エッセンス版] 人類が生命を超越するとき』を読んだよ。人類は加速度的。『シンギュラリティ・ビジネス』を読んで以来、気になるキーワード「シンギュラリティは近い」。『シンギュラリティ・ビジネス』では、本書を取り上げて、何…

クラウド時代の思考術/ウィリアム・パウンドストーン

『クラウド時代の思考術―Googleが教えてくれないただひとつのこと―』を読んだよ。タイトルに異議あり!しかも、副題が「Googleが教えてくれないただひとつのこと」だから、なんとなく『〈インターネット〉の次に来るもの』を想像するのは必然。でも、本書の…

シンギュラリティ・ビジネス/齋藤和紀

『シンギュラリティ・ビジネス AI時代に勝ち残る企業と人の条件 (幻冬舎新書)』を読んだよ。2045年がその日。「シンギュラリティ」という単語はすでに聞いたことがあり、それを超えると一気に社会に一般化する閾値みたいな印象だったけど、テクノロジーの…

勉強の哲学/千葉雅也

『勉強の哲学 来たるべきバカのために』を読んだよ。勉強するのも楽じゃない。本屋のPOPでは「東大生、京大生が読んでいる!」ということなので、東大でも京大でもないし、ましては大学生なんてとうの昔になってしまったけど、改めて「勉強」について考えよ…

グーグルに学ぶディープラーニング/日経ビッグデータ

『グーグルに学ぶディープラーニング』を読んだよ。学ぶというより教えてもらう。今や人工知能とかAIとか聞かない日はないくらいなほど。そして、その第三次AIブームに火をつけた技術が「ディープラーニング」。 『人工知能は人間を超えるか』はその辺りの流…

触発する図書館/大串夏身,高野洋平,高木万貴子,鳴海雅人

『触発する図書館―空間が創造力を育てる』を読んだよ。読者も触発される…。図書館関係者1名と建築家3名による共著。だから、基本的には図書館を空間的に捉えて考えるわけなんだけど、その空間という概念を拡張していくまで考えているのがミソ。そう、ネット…

知の進化論/野口悠紀雄

『知の進化論 百科全書・グーグル・人工知能 (朝日新書)』を読んだよ。知の歴史、おさらい。野口悠紀雄氏の著作物は何年ぶりだろう。もしかしたら、『「超」整理法』以来かもしれない。『「超」整理法』は面白かったという印象が強いので、自分的には、野口…

人工知能は人間を超えるか/松尾豊

『人工知能は人間を超えるか (角川EPUB選書)』を読んだよ。境界線はあるのか…。人工知能(AI)がまたもや脚光を浴びつつあるという。これって「またもや」というのがミソで、印象的にはブームを繰り返しているようにも思える。筆者もそれは分かっていて…

How Google Works/エリック・シュミット,ジョナサン・ローゼンバーグ,アラン・イーグル,ラリー・ペイジ

『How Google Works』を読んだよ。スマート・クリエイティブという人達。近頃、Google社員の働き方に興味があって、Googleの六本木オフィスを見学したこともあったし、ユーザ会でも働き方改革の話題も有り。そんな状況での本書はタイムリー。 内容的には、副…

「知」の挑戦 本と新聞の大学II/姜尚中,一色清,中島岳志,落合恵子,浜矩子,福岡伸一

『「知」の挑戦 本と新聞の大学 II (集英社新書)』を読んだよ。何のために学ぶのか。『「知」の挑戦 本と新聞の大学I』の続編ということで、今回もモデレーターは姜尚中氏と一色清氏の両名。そして、テーマも前回と同じく「教養」。巻頭で一色氏は、でも、私…

図書館で調べる/高田高史

『図書館で調べる (ちくまプリマー新書)』を読んだよ。ブラウジングの有効性。そのものズバリ、現役の図書館司書氏が図書館での調べ物の仕方を指南した本。ちくまプリマー新書は中高生向けの新書だけど、大人の為の入門書的な位置づけとしていい。だから、今…

未来をつくる図書館/菅谷明子

『未来をつくる図書館―ニューヨークからの報告― (岩波新書)』を読んだよ。図書館は無料貸本屋ではない。副題が「ニューヨークからの報告」という通り、本書はニューヨーク公共図書館の事例を詳細に報告したもの。そう、公共図書館であって、公立図書館ではな…

未来の図書館、はじめませんか?/岡本真,森旭彦

『未来の図書館、はじめませんか?』を読んだよ。これはビジネス書だ。佐賀県武雄市の図書館がメディアで話題になってからというもの、今ちょっとした図書館ブーム。っていうか注目されていることは確か。蔦屋書店しかり、本の周辺が騒がしくなっていて、本そ…

電子出版の未来図/立入勝義

『電子出版の未来図 (PHP新書)』を読んだよ。その未来にそれほど変化無し。iPadが発売された2010年は確か電子書籍元年とか言われていたのは確か。アッシもどこかの大学へ講演を聞きに行ったことがあったし。そう、思い出した。電子書籍元年ていうより電子書…

リクルートという奇跡/藤原和博

『リクルートという奇跡 (文春文庫)』を読んだよ。大仰なタイトルのような気がするけど。本書は、藤原和博氏がリクルート社員時代に経験したリクルート社のあれこれをまとめたもの。アッシ的には、元和田中学校長の藤原氏というイメージが強く、それに関する…

図書館に訊け!/井上真琴

『図書館に訊け! (ちくま新書)』を読んだよ。まじめに勉強すると奥が深い。だいぶ以前から気になっていた本書。ひょんなことから筆者の講演を聞く機会があり、なるほどこんな人だったんだと益々興味が増したところで、漸く読む機会に恵まれたわけ。 発刊が20…

沸騰! 図書館/樋渡啓祐

『沸騰! 図書館 100万人が訪れた驚きのハコモノ (ワンテーマ21)』を読んだよ。図書館がこれだけ注目されるとは…。筆者は佐賀県武雄市市長の樋渡啓祐氏。ちょっと前までは知る人ぞ知るという感じだったんだろうけど、この武雄市図書館の改革の件で、一躍全国…

つながる図書館/猪谷千香

『つながる図書館: コミュニティの核をめざす試み (ちくま新書)』を読んだよ。これほど図書館が注目される時代があっただろうか。図書館に通い始めて何年になるだろうか。勿論、子供の頃も行っていたけど、大人になってからはもう20年は通っているかも。それ…

世界と闘う「読書術」/佐高信,佐藤優

『世界と闘う「読書術」 思想を鍛える一〇〇〇冊 (集英社新書)』を読んだよ。こんなたくさんの本は読めない。佐藤優、佐高信両氏の対談集。テーマは特に決まっていないみたいだけど、とにかく多岐に亘る。そして、そのネタとなるものが本。副題が「思想を鍛…

本の逆襲/内沼晋太郎

『本の逆襲 (ideaink 〈アイデアインク〉)』を読んだよ。本屋の可能性が広がる。筆者は内沼晋太郎氏。肩書きは「ブック・コーディネーター」。つまりは、本にまつわるアレコレをいろいろな形でコーディネートしていく人。筆者の言葉を借りれば、「本と人との…

世界を変えた10冊の本/池上彰

『世界を変えた10冊の本 (文春文庫)』を読んだよ。書物の影響力は偉大だ。ご存知、池上彰氏が厳選する10冊の本を紹介するのが本書。テーマは「世界を変える」。もう少し説明すると、その本によって影響を受けた人たちが大勢いて、それによって具体的な行動を…

福岡ハカセの本棚/福岡伸一

『福岡ハカセの本棚 (メディアファクトリー新書)』を読んだよ。何だか同類項。アッシと趣味の合う福岡ハカセと「本棚」というキーワードの組合せならば、これはアッシ的には必読の書。元々は東京池袋のジュンク堂書店で「動的書房」という推薦書フェアで行わ…

「知」の挑戦 本と新聞の大学I/姜尚中,一色清,依光隆明,杉田敦,加藤千洋,池内了

『「知」の挑戦 本と新聞の大学 I (集英社新書)』を読んだよ。挑戦というのは大袈裟だけど。「本と新聞の大学」という企画の中で行われた講演や対談をまとめたもの。この企画の趣旨を冒頭の基調対談で姜尚中氏が説明する。そこでは、「知」というものを「生…

ビッグデータ社会の希望と憂鬱/森健

『ビッグデータ社会の希望と憂鬱 (河出文庫)』を読んだよ。憂鬱ばかりのような…。ビッグデータという単語が去年あたりからIT系のキーワードになってきていたので、何とはなしに関連する本を探していたんだけど、すぐに目についたのが本書。でも、よくよく見…