2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

物理屋になりたかったんだよ/小柴昌俊

『物理屋になりたかったんだよ―ノーベル物理学賞への軌跡 (朝日選書)』を読んだよ。小柴先生の印象が変わって。2002年にノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊先生へのロングインタビューを編集者がまとめたもの。小柴先生といえば、今年の6月にある研究会の講…

学歴の耐えられない軽さ/海老原嗣生

『学歴の耐えられない軽さ やばくないか、その大学、その会社、その常識』を読んだよ。すべては構造的な問題。タイトルから想像するに、昨今の大学生の学力不足に焦点を当てて、さて入試制度をどうするかとか、学士力をどう確保するかといった問題を中心に話…

アップル、グーグル、マイクロソフト/岡嶋裕史

『アップル、グーグル、マイクロソフト クラウド、携帯端末戦争のゆくえ (光文社新書)』を読んだよ。クラウドのイメージが広がる。副題は「クラウド、携帯端末戦争のゆくえ」。タイトルからは想像できない副題だけど、要はクラウドに対するそれぞれの企業の…

対決!大学の教育力/友野伸一郎

『対決! 大学の教育力 (朝日新書)』を読んだよ。あまりにもタイムリー。大学選びの新たな指標として、教養教育と初年次教育を取り上げ、真の大学の教育力はこの二つに表れていることを指摘しているよ。そう、今までの大学の教育力って、どうしても専門科目に…

ウィーン愛憎/中島義道

『戦う哲学者のウィーン愛憎 (角川文庫)』を読んだよ。中島先生の原点?中島先生の本には、何度も「ウィーン」という単語が出てくるけれども、実際のウィーンでの体験がどのようなものだったか。それを本書で初めて知ったよ。 それはもう抱腹絶倒、波瀾万丈…

そうだったのか!現代史/池上彰

『そうだったのか! 現代史 (そうだったのか! シリーズ) (集英社文庫)』を読んだよ。知らないことが多すぎてショック…。メディアに引っ張りだこ気味の池上彰氏。朝のTV番組の解説にも登場し始めているけれども、その評判通り分かりやすさは上々。他の解説者が…

最強組織の法則/ピーター・M. センゲ

『最強組織の法則―新時代のチームワークとは何か』を読んだよ。分厚いビジネス書は疲れる…。久しぶりにビジネス書。職場の上司に借りたもの。上司曰く「ラーニング・オーガニゼーションって知っている?」。一瞬何のことかわからず、口篭っていると、「本が…