2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

さらば国分寺書店のオババ/椎名誠

『さらば国分寺書店のオババ 「椎名誠 旅する文学館」シリーズ』を読んだよ。オババに会っていたとは…。本書が情報センター出版局から出版されたのが1979年11月。どうして、本書を知ったのかは全く記憶にない。けれども、本書は当時の自分にとって衝撃的な出…

時をかける少女/筒井康隆

『時をかける少女 (角川文庫)』を読んだよ。原田知世の歌はヤバイ。原田知世が主演した映画『時をかける少女』が1983年ということだから、もうかれこれ30年以上前の話。TVの歌番組で盛んに流れていたっけ。YouTubeで探してみると夜のヒットスタジオにも出て…

ロングテール/クリス・アンダーソン

『ロングテール(アップデート版)―「売れない商品」を宝の山に変える新戦略 (ハヤカワ新書juice)』を読んだよ。ロングテールの次は何だろう。「ロングテール」という言葉は知っていたけれども、体系的に詳しく知りたいと思い本書。実は以前から読みたい本リス…

ポケットに名言を/寺山修司

『ポケットに名言を (角川文庫)』を読んだよ。名言は無数にある。読書の端境期には軽めのものを選んで、ツナギにしているんだけど、本書はそのストックのうちの1冊。とは言っても、相手は寺山修司。手強いイメージがあるので、どうなるかとは思ったけれども…

雁道/三遊亭円丈

『雁道(がんみち)―名古屋禁断の書』を読んだよ。まだまだ知らない名古屋弁、多し。『日本の異界 名古屋』の中で、名古屋人による名古屋の分析本の嚆矢として紹介されていた本書。そういえば、清水センセーも本書の著者である三遊亭円丈も若くして名古屋を脱…

蝶々殺人事件/横溝正史

『蝶々殺人事件 「由利先生」シリーズ (角川文庫)』を読んだよ。時代背景にも興味が。久しぶりに推理小説。しかも横溝正史ということだから、例の金田一耕助モノと思うかもしれないけど、本書は金田一耕助が登場する前の由利先生シリーズの第1弾。だから、横…