2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

進化しすぎた脳/池谷裕二

『進化しすぎた脳―中高生と語る「大脳生理学」の最前線 (ブルーバックス)』を読んだよ。人間たる所以。池谷裕二氏の脳科学本。以前に筆者の講演を聞いたことがあったけど、飽きさせない語り口が印象的。それ以来、著作を読もうと思ってはいたんだけど、過去…

機械・春は馬車に乗って/横光利一

『機械・春は馬車に乗って (新潮文庫)』を読んだよ。国語の問題に出そう。大正期から戦前を中心に活躍した小説家・横光利一の短編集。中学や高校の近代日本文学で一度は名前を聞いたことがあるはず。でも、メジャー級ではないから、気になる程度。積極的に読…

マネジメント[エッセンシャル版]/P.F.ドラッカー

『マネジメント[エッセンシャル版]』を読んだよ。何度も読み返したい。『もしドラ』は数年前に読んでいたけど、その原本はKindle版積読本のうちの一冊。このところ、積読本の取り崩しに掛かっているので、重い腰を上げて、ようやく読了。本書はドラッカー…

僕って何/三田誠広

『僕って何 (河出文庫)』を読んだよ。今も昔も。なんだか懐かしい本。たぶんだけど、何十年も前に読んだことがあったと思う。単行本の初版が1977年だから、今から思えば、大昔だなぁ。 なぜまた読みたくなったのか?それは完全に気分の問題。単なるノスタル…

シュレディンガーの哲学する猫/竹内薫,竹内さなみ

『シュレディンガーの哲学する猫 (中公文庫)』を読んだよ。あの「シュレディンガーの猫」とはちと違う。積読状態のKindle本を少しでも片付けようと、選択したのが本書。だいぶ以前にセールで安くなっていて手に入れたもの。もともと「哲学する猫」というキー…

ヒトの見方/養老孟司

『ヒトの見方 (ちくま文庫)』を読んだよ。様々な視点。養老先生は久しぶり。以前はかなり読んだけど、本書は何故か引っ掛かってこなかったもの。養老先生の著作の中でも初期のもののはずだから、順序を意識すれば、既に読んでいるべきものだったのかもしれな…