2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

この国のかたち〈6〉/司馬遼太郎

『この国のかたち〈6〉1996』を読んだよ。海軍の成り立ちも様々。司馬遼太郎の「この国のかたち」シリーズも本書で完結。チビチビ読み続けたけど、何年かかっただろ。当初は幕末から明治期の日本史を知ることだけでも楽しかったけど、本書はそれだけでなく、…

風景は記憶の順にできていく/椎名誠

『風景は記憶の順にできていく (集英社新書)』を読んだよ。ノスタルジーにも新たな発見。『小説すばる』に掲載された「風景進化論」をまとめたもので、作家・椎名誠が過去に見たあちこちの風景を再度訪問することでその進化の具合(場合よっては退化だったり…

バカ学生に誰がした?/新井立夫,石渡嶺司

『バカ学生に誰がした? - 進路指導教員のぶっちゃけ話 (中公新書ラクレ)』を読んだよ。視点を変えてみる…。『最高学府はバカだらけ』以来、大学ギョーカイを伝えるジャーナリストとしては有名な石渡嶺司氏。今回もキーワードに「バカ学生」を使ってキャッチ…

図書館戦争/有川浩

『図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)』を読んだよ。まさに作家の妄想…。アッシがいつも利用している公共図書館。そこがいつの間にかメディア良化委員会という組織に襲撃されようとしている時代。それは検閲の強化という名において正当化されて…

くまモンの秘密/熊本県庁チームくまモン

『くまモンの秘密 地方公務員集団が起こしたサプライズ (幻冬舎新書)』を読んだよ。新しい広報の方法。いつのまにかゆるキャラブームで、日本各地でたくさんのゆるキャラが雨後の筍のように誕生しているよう。でも、結局は全国的に名前が売れているのは数少…

生命の逆襲/福岡伸一

『生命の逆襲』を読んだよ。ヒトに対する逆襲か?筆者はいつもの福岡ハカセ。週刊誌「AERA」に連載されたエッセイを1冊にまとめたもの。その意味で『遺伝子はダメなあなたを愛してる』の続編と言えるもの。エッセイだから、一編が4頁足らずだけど、そこには…

体感する数学/竹内薫

『体感する数学』を読んだよ。微妙な体感。サイエンス作家の竹内薫氏の著作。抽象的な科学の世界を分かりやすく解説している竹内氏が数学を体感としてどうイメージされるかを解説した本。 そもそも数学って抽象的なものだから、体感的なイメージで説明するの…