10哲学

史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち/飲茶

『史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち (河出文庫)』を読んだよ。徹底的に考えると…。飲茶氏の著書が好きでいくつも読んでいるけれども、今回はkindle版積読本の1冊。特に東洋哲学が好きだとか、知ってみたかったというわけではないけれども、いや、読んで正…

新しい道徳/北野武

『新しい道徳 「いいことをすると気持ちがいい」のはなぜか (幻冬舎文庫)』を読んだよ。道徳も変化する。筆者は北野武。だから、この題名もアヤシイ感じがするし、副題の“「いいことをすると気持ちがいい」のはなぜか”はもっとアヤシイ…。でも、読んでみると…

やり抜く力 GRIT(グリット)/アンジェラ・ダックワース

『やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』を読んだよ。継続は力なり。赤い表紙に「GRIT」という大きな文字。去年の今頃だっただろうか、書店に山積みされていたっけ。早速、図書館に予約を入れたけど、順番が回…

現代語訳 武士道/新渡戸稲造,山本博文

『現代語訳 武士道 (ちくま新書)』を読んだよ。いまだに武士道の精神が底流に。超有名な本書。それだけにいつかは読みたいと思っていたけど、かなり以前から積読状態。Kindle本は場所を取らないから、積読の山がいくらでも高くなるのが玉に瑕。タイミング的…

となりのイスラム/内藤正典

『となりのイスラム 世界の3人に1人がイスラム教徒になる時代』を読んだよ。本当にこの世界を救えるのか?イスラムの問題って、自分自身はよく分かっていないことが多いんだけど、世界的にはいろいろな事件が起きていて、本当にどうなってしまうんだろうとい…

いま世界の哲学者が考えていること/岡本裕一朗

『いま世界の哲学者が考えていること』を読んだよ。哲学的にものを見る。タイトルから見るに、ちょっと腰が引けるようなレベルかな?と思ったけど、世界の潮流を概観するにはちょうどいいかな…と、読むことを決断。いや、確かに難しい部分もあり、挫けそうに…

武器としての決断思考/瀧本哲史

『武器としての決断思考 (星海社新書)』を読んだよ。ロジカルに決断する。「武器」って書くとちょっと不気味な感じがするけれども、戦うのは議論でというのが趣旨。その前になぜ議論が必要なのかという点が重要で、自分的には後半のディベートの手法よりも興…

神さまってなに?/森達也

『神さまってなに? (河出文庫)』を読んだよ。不思議な存在。2009年に単行本で刊行されていたものを文庫化したもの。その単行本は「14歳の世渡り術」シリーズの1冊だったみたい。う〜ん、世渡り術か…。確かに、生きるとか考えるヒントにはなるかもしれないね。…

ひとを〈嫌う〉ということ/中島義道

『ひとを“嫌う”ということ (角川文庫)』を読んだよ。〈嫌う〉についての深い洞察。哲学者・中島義道の洞察は深い。哲学者って、もともとそういう人なんだろうけど、徹底的に考えれば、これに行き着くのかと納得する結論を提示してくれるから、読む方としては…

ミライの授業/瀧本哲史

『ミライの授業』を読んだよ。14歳に未来を託す。今年の夏頃に本屋の平台に山積みになっているのが気になってチェックしていたけど、あの本の大きさにちょっと抵抗。それでも、図書館で予約はして、ようやくこの時期に読了。それにしても、今年の初冬は寒い…

「A」/森達也

『「A」―マスコミが報道しなかったオウムの素顔 (角川文庫)』を読んだよ。本当の素顔は分からない。森達也氏の著作が気になり、少しずつ読んでいるんだけど、今回はだいぶ初期の作品。副題は、「マスコミが報道しなかったオウムの素顔」。そう、テーマは「オ…

嫌われる勇気/岸見一郎,古賀史健

『嫌われる勇気』を読んだよ。アドラー心理学は手強い。JMOOCで初めて知ったアドラー心理学。アドラー心理学そのものは心理学というより哲学?って感じ。生き方とかを語ろうとするから。でも、科学的には心理学の潮流の一つなんだよね。アドラーその人自身、…

シュレディンガーの哲学する猫/竹内薫,竹内さなみ

『シュレディンガーの哲学する猫 (中公文庫)』を読んだよ。あの「シュレディンガーの猫」とはちと違う。積読状態のKindle本を少しでも片付けようと、選択したのが本書。だいぶ以前にセールで安くなっていて手に入れたもの。もともと「哲学する猫」というキー…

25歳の補習授業/池上彰,糸井重里,太田光,姜尚中,福岡伸一,養老孟司,渡邊美樹

『25歳の補習授業―学校で教わらなかったこれからいちばん大切なこと』を読んだよ。肩の力を抜け。簡単にいうと7人の賢人?による人生指南書。7人のうちの福岡ハカセ、池上さん、姜尚中氏、養老先生の4人はアッシ的にはお馴染みの人。だから、読んでみようと…

思考のレッスン/竹内薫

『思考のレッスン』を読んだよ。タイトルと中身の格差…。ちょっとタイトルに騙された感…。科学読み物が根本的に好きなので、竹内薫氏は結構読んでいるつもり。で、茂木さんの名前も出ていたので、つい手を出してしまったわけ。前半部の、ほとんどが筆者の自…

子どもの難問/野矢茂樹

『子どもの難問』を読んだよ。その回答はスッキリと分かりやすい。アッシの好きな野矢先生。本屋で本書を見かけた時、野矢先生の新刊だとばかり思っていたら、実は編著者。一部、書いてはいるけれども、どちらかというと旗振り役って訳。 元々は中学受験雑誌…

ここにないもの/野矢茂樹

『ここにないもの - 新哲学対話 (中公文庫)』を読んだよ。哲学者はこういう対話をするのだろうか。筆者は哲学者の野矢茂樹先生。過去に何冊か著作を読んだことがあるけれども、哲学というより論理学に関するものが多かったかも。とは言え、どちらも筋道を立…

読書について/ショウペンハウエル

『読書について 他二篇 (岩波文庫)』を読んだよ。どの時代も国語の乱れ。久しぶりに精神の緊張を伴う読書。筆者はドイツの哲学者ショウペンハウエルということで、かなり敷居が高そうだったけど、単なる気まぐれか気の迷いかで、図書館から借りてみる。全三…

仏教が好き!/河合隼雄,中沢新一

『仏教が好き! (朝日文庫)』を読んだよ。仏教がますます分からなくなる…。河合隼雄氏と中沢新一氏の仏教を巡る対談集。宗教に詳しい中沢氏が河合先生に仏教についてレクチャーするという構成になっているけど、河合先生も仏教についてよく知っているので、話…

仕事は楽しいかね?/デイル・ドーテン

『仕事は楽しいかね?』を読んだよ。仕事は楽しいのが一番いいけど。いわゆる自己啓発本ということで、基本的にはアッシは読まないことが多いけど、売れているみたいだし、話の種に読んでみる。 登場人物は主人公のビジネスマンと彼に指南する老人マックス・…

はじめて考えるときのように/野矢茂樹

『はじめて考えるときのように―「わかる」ための哲学的道案内 (PHP文庫)』を読んだよ。こういう厳密な議論が好き…。久しぶりの野矢先生。 ざっくり言うと、「考える」って何だろうってことを探求した本なんだけど、哲学のようであったり、論理学のようであっ…

続・悩む力/姜尚中

『続・悩む力 (集英社新書)』を読んだよ。幸福とは何だろうか。姜尚中の『悩む力』の一応、続編。このところの社会論的な本は「3.11」絡みの話が多いよね。本書も、「3.11」が発生したことで、前作『悩む力』に書き足すべきことが出てきたという感じ。「3.11…

坂の上の坂/藤原和博

『坂の上の坂』を読んだよ。人生を考える微妙な年齢。本書のタイトルは司馬遼太郎の『坂の上の雲』に引っ掛けたものだけど、では、「雲」ではなくて「坂」とは何か?そう、人生という長い坂を上り詰めて、上り切ったと思ったら、さらにその先には坂があった……

ハーバードの人生を変える授業/タル・ベン・シャハー

『ハーバードの人生を変える授業』を読んだよ。サンデル教授と間違えた…。少し前の話になるけど、ハーバード大学のマイケル・サンデル教授が話題になっていたよね。で、その時期にサンデル教授が本と一緒に本屋で平積みになっていたのが本書。だから、てっき…

ためらいの倫理学/内田樹

『ためらいの倫理学―戦争・性・物語 (角川文庫)』を読んだよ。アッシの知性の無さを認識…。内田先生の初めての単著を文庫化したもの。書き下ろしではなく、ホームページなどに公開していたテクストを編集者がまとめたものということになっているよ。結局、本…

高校生が読んでいる『武士道』/大森恵子

『高校生が読んでいる『武士道』 (角川oneテーマ21)』を読んだよ。高校生が読んでいるのに、おじさんが読んでいないから。かの藤原正彦先生の著書に、新渡戸稲造の『武士道』を学生に読ませる話が書いてあって、それ以来気になっている『武士道』。矢内原忠…

疲れすぎて眠れぬ夜のために/内田樹

『疲れすぎて眠れぬ夜のために (角川文庫)』を読んだよ。「らしさ」とはリスク分散のために…。そう言えば、内田先生、神戸女学院大学を勇退するみたい。神戸女学院にとっては、大きな広告塔の喪失なんだろうけど、内田先生としてはどうなんだろ。入試部長と…

『パンセ』数学的思考/吉永良正

『『パンセ』数学的思考 (理想の教室)』を読んだよ。結局、パスカルって何者?「数学的思考」に引かれて、思わず借りてしまった本書。みすず書房と言えば、何となくアカデミックな雰囲気のする書店だし、装丁もまさに抽象的で、いかにも精神の緊張を伴いそう…

考えないヒント/小山薫堂

『考えないヒント―アイデアはこうして生まれる (幻冬舎新書)』を読んだよ。考えたってアイデアなんて出てこない。『もったいない主義』を読んで、著者の小山薫堂氏の考え方に共感。もう一冊読んでみようと、『もったいない主義』より前に発刊された本書を手…

哲学的な何か、あと科学とか/飲茶

『哲学的な何か、あと科学とか』を読んだよ。科学を哲学的に見ると混乱する…。飲茶氏の著作は、先に『哲学的な何か、あと数学とか』を読了していたので、今回は氏のデビュー作の本書。『哲学的な何か、あと数学とか』は哲学的っていうより、かなり数学に近か…