2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

超AI時代の生存戦略/落合陽一

『超AI時代の生存戦略 ―― シンギュラリティに備える34のリスト』を読んだよ。シンギュラリティは来ないような気がしてきた。副題は「シンギュラリティに備える34のリスト」。本題の「生存戦略」と合わせて考えれば、「落合陽一流これからの生き方」という感…

「大発見」の思考法/山中伸弥,益川敏英

『「大発見」の思考法 iPS細胞 vs. 素粒子 (文春新書)』を読んだよ。そうだったのか、iPS細胞。副題は「iPS細胞vs.素粒子」ということで、登場人物は山中伸弥氏と益川敏英氏。ご存知の通り、お二人ともノーベル賞受賞者。つまりは世紀の大発見を成し遂げた二…

脳の王国/茂木健一郎

『脳の王国』を読んだよ。脳そのものが王国だった。茂木さん本は久々。本書は『週刊ポスト』に連載されていた茂木さんのエッセイをまとめたもの。『週刊ポスト』というと、なんだがムムムという感じがしないでもないけど、内容はいたって茂木さんらしく、真…

ルポ 貧困大国アメリカ/堤未果

『ルポ 貧困大国アメリカ (岩波新書)』を読んだよ。こんなことになっていたとは。某所で知った大学生のためのオススメ本の1冊。このところ、柔らか系の読書が多かったので、少しは社会のことも知っておかないと…と手に取ったけど、あまりに知らなすぎたこと…

最長片道切符の旅/宮脇俊三

『最長片道切符の旅 (新潮文庫)』を読んだよ。やっぱり、旅行モノが続く。宮脇俊三氏の2作目が本書。前作の『時刻表2万キロ』は中央公論社在職中だったが、本書はいよいよ会社を退職し、本格的な紀行作家として活動を始める段のもの。だから、冒頭では、退職…