2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

生きていく民俗/宮本常一

『生きていく民俗 ---生業の推移 (河出文庫)』を読んだよ。生きるって大変。『忘れられた日本人』をひょっとしたことから知り、読み始めた宮本常一氏の著作。民俗学って特に興味があるわけではなかったけど、日本人の原点っていうか、我々の先祖はどうやって…

白きたおやかな峰/北杜夫

『白きたおやかな峰 (河出文庫)』を読んだよ。結末を知りたい…。北杜夫の名は子供の頃から知っていたけど、どくとるマンボウとかのイメージしかなくて、何だか子供っぽいなぁ〜と思っていたので、この年まで読んだことがなかった。でも、北杜夫の著作の中で…

笑うに笑えない大学の惨状/安田賢治

『笑うに笑えない 大学の惨状(祥伝社新書)』を読んだよ。笑っている場合じゃないんだけど…。この手の大学ギョーカイに関する本は、最近ラッシュ気味。どの本を読んでも、どの大学もいろいろなことをやっているのが分かるんだけど、どれもが小手先論の域を出…

村山さん、宇宙はどこまでわかったんですか?/村山斉,高橋真理子

『村山さん、宇宙はどこまでわかったんですか? ビッグバンからヒッグス粒子へ (朝日新書)』を読んだよ。書籍らしからぬタイトル。『宇宙は何でできているのか』の村山斉氏と朝日新聞編集委員の高橋真理子氏との宇宙対談集。『宇宙は何でできているのか』は後…

素数の音楽/マーカス・デュ・ソートイ

『素数の音楽 (新潮文庫)』を読んだよ。永遠に解決しないのか…。数学読み物と言えば、サイモン・シン&青木薫のペアと決まっていた感があったけれども、このところ、別のペアが出してきているよね。新潮文庫も、Science & Historyというシリーズを出してい…

空気と戦争/猪瀬直樹

『空気と戦争 (文春新書)』を読んだよ。2冊の本のまとめだけど。東京オリンピックが決まって、ノリに乗っている感じの東京都知事の猪瀬直樹氏。と思ったら、最近の話題はコケ気味…。それはともかく、本書の内容はアッシ的には何となく読めていたんだけど、読…

図書館内乱/有川浩

『図書館内乱 図書館戦争シリーズ(2) (角川文庫)』を読んだよ。図書館の内乱ではなく、国の内乱だった…。図書館戦争シリーズの第2弾。第1弾からさらに新しいメンバーを加えて、図書館の自由を守ろうとする図書隊が活躍する。主人公の笠原郁はますます地を…