2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

宇宙と生命の起源

『宇宙と生命の起源』を読んだよ。久しぶりの宇宙モノ。岩波ジュニア新書だからっていって、バカにしてはいけないよ。アッシが読んで難しいと思った箇所もかなりあったし。中高生向けらしいけど。内容的には、ビックバンから始まり、星そして人類が誕生する…

「世間」とは何か

『「世間」とは何か』を読んだよ。阿部謹也シリーズ第3弾。いよいよ「世間」の本丸本…と思ったら、ちょっと予想外の内容。 日本人が世間に対して思っていたことや対峙していたことを、過去の文学作品の中から探り出そうという試みの本だよ。 万葉集の和歌か…

学問と「世間」

『学問と「世間」』を読んだよ。阿部謹也シリーズ第2弾。本書の前半は、日本の学者たちの現状分析。わが国の学者たちは、それぞれに自分の「世間」を持っていて、「世間」に対して(論文を)書いている。だから、わが国の現実と関係が無いという事に気がつい…

天才の栄光と挫折−数学者列伝−

『天才の栄光と挫折−数学者列伝−』を読んだよ。ニュートン、ハミルトン、ラマヌジャンは『心は孤独な数学者』と重複するけど。アッシが気になったのは、関孝和とチューリング。どちらも、数学が直接社会に影響を及ぼしているから。関孝和は暦の作成に携わっ…

山とつきあう

『山とつきあう』を読んだよ。『山の自然学』の流れで、また自然学。本書はテーマが3構成。 一つ目は穂高岳、白馬岳を中心とした北アルプスの山岳における岩石の風化作用のメカニズムを解明しているよ。どうしてあの硬そうな岩石が割れるかとか、それがどの…