2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

科学コミュニケーション/岸田一隆

『科学コミュニケーション?理科のをひらく (平凡社新書)』を読んだよ。科学に限らず、コミュニケーションの難しさ。タイトルの「科学コミュニケーション」という単語そのものが初耳。よくよく読んでみると、筆者の造語みたい。で、科学とコミュニケーション…

日本の大転換/中沢新一

『日本の大転換 (集英社新書)』を読んだよ。深く思考する人の言うことは難しい。『3.11以後』に引き続き、震災以後の日本について述べたもの。本書を手に取った時はそれほど真剣に選んだわけではなく、何となく今後の日本を知りたいと思ったから。でも、結局…

ワールド・カフェをやろう!/香取一昭,大川恒

『ワールド・カフェをやろう』を読んだよ。ひとつのパラダイムシフト。去年、アッシの周辺ではちょっとしたワールド・カフェブーム。ワールド・カフェ入門から始まって、その応用としてIRや危機管理をテーマにしたワールド・カフェに参加したり。ワールド・…

忘れられた日本人/宮本常一

『忘れられた日本人 (岩波文庫)』を読んだよ。自分が生まれるちょっと前の話だなんて…。「日本人」をキーワードに図書館DBを検索して見つけた本で、いわゆる民俗学と言われる分野。筆者は宮本常一氏。実は違う本を探していたんだけど、勘違いして借りてしま…

風の歌を聴け/村上春樹

『風の歌を聴け (講談社文庫)』を読んだよ。初、村上春樹。思わず、“初”って書いたけど、そうじゃなかった。以前、『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』を読んでいたよ。その時の村上春樹の印象は「非現実的なことを言う」という感じ。河合隼雄が科学者ならば…

大学破綻/諸星裕

『大学破綻 合併、身売り、倒産の内幕 (角川oneテーマ21)』を読んだよ。タイトルが大袈裟なような…。『危機の大学論』でも登場した桜美林大学大学院教授の諸星先生の単著。内容的には『危機の大学論』とかぶる箇所もあるけれども、昨今の大学をめぐる話題は…