2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

人間の建設/小林秀雄,岡潔

『人間の建設 (新潮文庫)』を読んだよ。これで会話が成り立っているのか…。数学者・岡潔と批評家・小林秀雄の対談。元々は、小林秀雄の全集に収録されていたものを底本としているよ。小林秀雄と言えば『考えるヒント』。アッシ的には積読本の一冊なんだけど…

アホの壁/筒井康隆

『アホの壁 (新潮新書)』を読んだよ。二匹目のどじょうにもならず。筒井康隆氏は久しぶり。『朝のガスパール』とか『文学部唯野教授』などは読んだことがあるけど、最近はすっかりご無沙汰。 それがどうして本書を読む気になったかというと、やっぱりタイト…

日本の難点/宮台真司

『日本の難点 (幻冬舎新書)』を読んだよ。社会学ってなんだろ。宮台真司氏を初読み。いきなり難解な本を選択してしまったのかもしれないけど、氏の著書はほとんどこのペースなのかも。あとがきで、「記述の難解ではなくて、事柄の難解さである。」って言って…

哲学的な何か、あと科学とか/飲茶

『哲学的な何か、あと科学とか』を読んだよ。科学を哲学的に見ると混乱する…。飲茶氏の著作は、先に『哲学的な何か、あと数学とか』を読了していたので、今回は氏のデビュー作の本書。『哲学的な何か、あと数学とか』は哲学的っていうより、かなり数学に近か…

日本辺境論/内田樹

『日本辺境論 (新潮新書)』を読んだよ。日本人ってそんなに特殊な人種なのかなぁ〜。また、ウチダ先生。かなりの売れ行きのようで、本屋に行くといまだに平台に山積状態のことが多いよ。日本人って日本人論が好きだからなぁ〜。では、なぜ日本人は日本人論が…