2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

知らないと恥をかく世界の大問題8/池上彰

『知らないと恥をかく世界の大問題8 自国ファーストの行き着く先 (角川新書)』を読んだよ。ファースト流行り。このシリーズも第8弾。シリーズが進むに連れて、発刊の間隔が短くなってきているような気がするけど、それだけ世界の情勢の変化が激しいというこ…

なんの変哲もない取り立てて魅力もない地方都市 それがポートランドだった/畢滔滔

『なんの変哲もない取り立てて魅力もない地方都市 それがポートランドだった: 「みんなが住みたい町」をつくった市民の選択』を読んだよ。本当に成功だったのか?知人の紹介で知った本書。凄く面白そうと思い、珍しく図書館に購入リクエスト。だから、配架の…

オープン・スペース・テクノロジー/ハリソン オーエン

『オープン・スペース・テクノロジー ~5人から1000人が輪になって考えるファシリテーション~』を読んだよ。本当にできるのか。働き方改革とかが最近メディアでよく聞かれるようになってきているけど、キーワードのひとつが会議のやり方。立席でとか、時間を…

夢をかなえるゾウ2/水野敬也

『夢をかなえるゾウ2 文庫版』を読んだよ。幸子さんがステキ。前作『夢をかなえるゾウ』を読んだのははるか昔の話。その第2弾が出ていたのは知っていたけれども、文庫版まで待とうかなということで、本書。それでも、図書館では予約しないと読めない状況。こ…

「原因と結果」の経済学/中室牧子,津川友介

『「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法』を読んだよ。2匹目のドジョウっぽいけど。筆者のひとり中室牧子氏と言えば『「学力」の経済学』。これが大ベストセラーだったので、とにかく筆者として名前が挙がっている限り、売れるのは確実。…

百姓たちの江戸時代/渡辺尚志

『百姓たちの江戸時代 (ちくまプリマー新書)』を読んだよ。現代とそれほど変わりはなく。江戸時代の普通の人々の暮らしについて、事例を多く盛り込んで詳しく紹介する本。ここで、普通の人々とは具体的には百姓のこと。網野善彦先生によると、「百姓とは農民…

青い鳥/モーリス・メーテルリンク

『青い鳥 (講談社文庫)』を読んだよ。寓話って何だろう。モーリス・メーテルリンク作のこの作品。原作は戯曲として書かれたものを江國香織氏が「物語」として訳し直したものが本書。戯曲としての作品を読んだことがないから、自分的には初『青い鳥』。多分、…

日本経済を「見通す」力/伊藤元重

『東大名物教授の熱血セミナー 日本経済を「見通す」力 (光文社新書)』を読んだよ。ちょっと池上彰風。gaccoの講座「ビジネスエコノミクス」で知った伊藤先生。その軽快な語り口に引き込まれるものがあり、次は書籍をということで本書。多くの著作の中から、…

身近な鳥の生活図鑑/三上修

『身近な鳥の生活図鑑 (ちくま新書)』を読んだよ。よく見かけるのに知らないことばかり。街なかでよく見かける鳥と言えば、スズメ、ハト、カラス。本書はこれらの鳥の生活をじっくり観察する本。どうして、これらの鳥なのか。それは観察のしやすさ。人を恐れ…