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大人のための国語ゼミ/野矢茂樹

『大人のための国語ゼミ』を読んだよ。いつまでも国語の勉強。筆者の野矢先生は哲学者。でも、論理学の本を書いたりもしているので、ちょっと数学者っぽい面もあったりで、新刊が出る度にその著作が気になる自分。で、今回のテーマは「国語」。哲学、論理学…

オープン・スペース・テクノロジー/ハリソン オーエン

『オープン・スペース・テクノロジー ~5人から1000人が輪になって考えるファシリテーション~』を読んだよ。本当にできるのか。働き方改革とかが最近メディアでよく聞かれるようになってきているけど、キーワードのひとつが会議のやり方。立席でとか、時間を…

読み上手 書き上手/齋藤孝

『読み上手 書き上手 (ちくまプリマー新書)』を読んだよ。聞く話すより難しい。そのものズバリ、読む力と書く力を如何につけるかを中高生に説いた本。もちろん、大学生が読んでも使えるノウハウだし、我々社会人が読んでも頷ける部分も多々有り。全体は三部…

ワールド・カフェをやろう!/香取一昭,大川恒

『ワールド・カフェをやろう』を読んだよ。ひとつのパラダイムシフト。去年、アッシの周辺ではちょっとしたワールド・カフェブーム。ワールド・カフェ入門から始まって、その応用としてIRや危機管理をテーマにしたワールド・カフェに参加したり。ワールド・…

暗号解読

『暗号解読』を読んだよ。人間の考えることってスゴイ…。同じ作者(サイモン・シン)の『フェルマーの最終定理』がすごく面白かったので、夏休み期間中のこの時期に本書に挑戦。文庫本2冊で722頁もの長編ドキュメント。 でも、期待通りの面白さ。数々の暗号…

「関係の空気」「場の空気」

『「関係の空気」「場の空気」』を読んだよ。「空気」がテーマだったから予約までしたんだけれども…。「関係の空気」と「場の空気」の違いもよく分かる。そして、それぞれの場合の話法の違いもよく分かる。でも、それが日本語の問題だと言われると…。どうも…

世にも美しい日本語入門

『世にも美しい日本語入門』を読んだよ。『世にも美しい数学入門』の姉妹編。本書の冒頭から最近の筆者の持論である小学校の国語の時間の減少に反対する話題。筆者の著作が世間の話題になることが多くなってきたせいもあるかもしれないけど、この主張と同様…

文章読本さん江

『文章読本さん江』を読んだよ。今回も『はじめてわかる国語』の流れで。文章の書き方系の本って数々あれど、読んでみたいと思いながら結局どれを選んでよいか迷っている間にこの本に巡り合えてよかったような気がしたよ。 だって、これで幾多の文章読本を読…

漢字と日本人

『漢字と日本人』を読んだよ。『はじめてわかる国語』の流れで。アッシ(日本人)は何の疑いも無く漢字を日本語として使ってきたけど、そこまでたどり着くにはいろいろな経緯があったんだね。まずは、先人たちの努力と工夫に脱帽したよ。『はじめてわかる国…

はじめてわかる国語

『はじめてわかる国語』を読んだよ。国語以外の、算数、理科、社会は無難にこなしたシミズセンセー。やっぱり専門分野だとちょっとトーンが違う感じ。 前半は確かに小学校の国語の話題が中心だけど、後半は教科としての国語というより、ほぼ日本語の話題にな…

清水義範の作文教室

『清水義範の作文教室』を読んだよ。小学生の作文なんて、読むのは小学校卒業以来。書いたのも同じ。既に30年ほど前のお話。(^^)でも、これが面白い、面白い。てにをは適当、文脈不整合、意味不明…なんて当たり前だけど、伝えたいことが伝わってくるんだよ。…

大人のための文章教室

『大人のための文章教室』を読んだよ。文章って人に伝えるために書く。だから、いかに分かりやすく書くかがポイント。 技術的には構造と修飾なんだと思う。この本にもそれらしきことが書いてあるし。身近な事例としては、HTMLとCSSなんかがそうだと思う。 こ…