2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

北への旅/椎名誠

『北への旅 なつかしい風にむかって (PHP文芸文庫)』を読んだよ。そう言えば、北東北に行ったことがない。椎名誠の写真+旅エッセイで、アッシの好きなパターン。今回の旅先は北東北。つまりは、岩手、秋田、青森の三県の限定版。ちょっとだけ、津軽海峡を渡…

紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている/佐々涼子

『紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている』を読んだよ。アッシにできるか?2011年3月11日に発生した東日本大震災。本書は、この震災で甚大な被害にあった日本製紙石巻工場の復興の記録。 あれから3年経つけれども、ニュース以外のドキュメンタリーを読むのは初…

暴露/グレン・グリーンウォルド

『暴露:スノーデンが私に託したファイル』を読んだよ。安全保障って何だろう。『スノーデンファイル』に引き続き、いわゆるスノーデン事件もの。今回は実際の当事者が執筆しているから、かなりリアルで、且つ当事者たちの気持ちが分かる文章になっているよ。…

幼年期の終わり/アーサー・C.クラーク

『幼年期の終わり (光文社古典新訳文庫)』を読んだよ。これがSFの古典か…。アーサー・C.クラークの名作と言われる本書。SFなんて、もう何十年も読んでいないけど、どうして読む気になったのか、自分でもよく分からない。気の迷いか、またには視点を変えよう…

子どもの難問/野矢茂樹

『子どもの難問』を読んだよ。その回答はスッキリと分かりやすい。アッシの好きな野矢先生。本屋で本書を見かけた時、野矢先生の新刊だとばかり思っていたら、実は編著者。一部、書いてはいるけれども、どちらかというと旗振り役って訳。 元々は中学受験雑誌…

生命のからくり/中屋敷均

『生命のからくり (講談社現代新書)』を読んだよ。まさに精巧なからくり。高校の生物で習ったDNAの複写の仕組み。あまりにも精巧な仕組みで、目から鱗というか、感動したと言っても過言ではなかったアッシ。たぶん、それが原点となって遺伝子とかダーウィン…

別冊図書館戦争I/有川浩

『別冊図書館戦争 1―図書館戦争シリーズ(5) (角川文庫 あ)』を読んだよ。ホントにベタ甘。有川浩氏による図書館戦争シリーズもついに5冊目。本編は4巻で終了しているので本書は別冊という扱い。だから、本編にはなんの影響もないし、続きが気になる方だけど…

春を背負って/笹本稜平

『春を背負って (文春文庫)』を読んだよ。シャクナゲの季節に行ってみたい。『還るべき場所』に続いて、笹本稜平氏。もっとも、同タイトルの映画「春を背負って」から笹本氏を読み始めたわけなんだけどね。 舞台は奥秩父の主脈上に建つ山小屋「梓小屋」。勿…