2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

娘と話す 科学ってなに?/池内了

『娘と話す 科学ってなに?』を読んだよ。科学を知ることはその歴史を知ること。科学って何?という根本的な話を「娘と話す」という感覚で表現した本。とは言っても、本の形になると会話しているというより、娘の質問に答えている話好きのおとーさんの独演と…

正義で地球は救えない/池田清彦,養老孟司

『正義で地球は救えない』を読んだよ。環境問題は何度読んでも厭きさせない。『ほんとうの環境問題』と同じく、養老先生と池田先生の共著。本書の中で『ほんとうの環境問題』を前著と言っているから、続編という位置付けなんだろうけど、独立して読んでもま…

リーダーは半歩前を歩け/姜尚中

『リーダーは半歩前を歩け』を読んだよ。金大中事件は遠い昔の記憶…。姜尚中氏の新刊が本屋に並ぶとまずはパラパラと捲ってみる。本書も難しくなさそうということで、即図書館に予約。最近の氏の著作はさらっと読めるものが増えてきているよう。どうもアッシ…

中学生からの哲学「超」入門/竹田青嗣

『中学生からの哲学「超」入門』を読んだよ。中学生にどこまで理解できるか…。最近のちくまプリマー新書は難しいものが多い。本書のレベルも高め。大人なら、まぁ普通に読めるけど、中学生には…。高校生以上なら、なんとかなるかも。第1章は筆者の若い頃を振…

勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力―ビジネス思考法の基本と実践/勝間和代

『勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力―ビジネス思考法の基本と実践』を読んだよ。この長ったらしい書名もビジネス思考の結果…。ついつい読んでしまう勝間和代。今回はビジネス思考力の話。 まずは、ビジネス思考を定義する。教育学者のブルー…

宇宙人としての生き方―アストロバイオロジーへの招待―/松井孝典

『宇宙人としての生き方―アストロバイオロジーへの招待―』を読んだよ。宇宙人と言っても、某国首相のことではないよ。松井先生の本は、『われわれはどこへ行くのか?』以来だけど、常に気になる著者のひとり。単なる宇宙論ではなく、人間とは何かを宇宙の観…

銅像めぐり旅―ニッポン薀蓄紀行/清水義範

『銅像めぐり旅―ニッポン薀蓄紀行』を読んだよ。銅像って何のために建てるのだろう。清水センセーの本を久しぶりに読みたいと思い、図書館のウェブサイトを検索。で、アッシの琴線に触れたのがこの本。最近の清水センセーは文学系が多かったけど、旅ルポとい…

世界は分けてもわからない/福岡伸一

『世界は分けてもわからない』を読んだよ。どんなに頑張ってもわからないって…。ご存知福岡先生の科学読み物。分子生物学を題材に、人間はつねにあるものの切り取られた一部しか見えていないことを言っているよ。 キーワードとしては、マップラバーとパワー…