2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

極北に駆ける/植村直己

『極北に駆ける (yama‐kei classics)』を読んだよ。植村直己に心陶中。『青春を山に賭けて』ですっかり植村直己に心を奪われたアッシ。引き続いて読む本としては、その後の彼の行動。ということで、1年間のグリーンランド滞在の記録である本書を選択。 元々…

クラウドの衝撃/城田真琴

『クラウドの衝撃――IT史上最大の創造的破壊が始まった』を読んだよ。衝撃的だというけれど、今度こそ本当のIT革命か?今、IT業界では流行りの言葉、クラウド。言葉が登場したのは、かれこれ2年以上前かも。ちょうど、Gmailが一般に広まり出して、iGoogleが登…

里山の少年/今森光彦

『里山の少年 (新潮文庫)』を読んだよ。夏は少年時代を思い出させる季節。琵琶湖の湖畔、仰木という地域を中心に日本の里山を紹介する活動を続ける今森氏。氏の岩波ジュニア新書の著作は何冊か読んでいたけど、単行本が文庫化されたものを読むのは初めて。基…

父・宮脇俊三への旅/宮脇灯子

『父・宮脇俊三への旅 (角川文庫)』を読んだよ。作家もひとりの父親の立場になれば、普通の人間。宮脇俊三と言えば、かれこれ30年以上前、アッシが必死になって読み漁っていた。そう、時刻表マニア。アッシの場合、実際の旅に出ることもなく、だから鉄道マニ…

からだを読む/養老孟司

『からだを読む (ちくま新書)』を読んだよ。人間の体は進化の結果。養老先生の本は久しぶり。しかも、普通のエッセイではなく、先生の専門の解剖学風の読み物。いつものように、分からない部分は分からないとハッキリと述べているから、読んでいる方も小気味…

青春を山に賭けて/植村直己

『新装版 青春を山に賭けて (文春文庫)』を読んだよ。こんなに凄い人だったとは。凄い人とは本書の著者植村直己氏。アカスカのマッキンリーで消息を絶ち、かれこれ20年以上は経ったはず。あの時は、あぁ残念だなぁという思いだけだった。でも、本書を読んで…