2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

わかる!宇宙と生命の不思議

『わかる!宇宙と生命の不思議』を読んだよ。第二の地球は確実に存在するね。ある天文学者が自分の甥に対して、宇宙について語るというシチュエーション。だから、丁寧に分かりやすく書かれているよ。図とかは少ないけど、文章で説明するのは難しい話なのに…

ある漂流者のはなし

『ある漂流者のはなし』を読んだよ。人間の生きる力とは…。2001年の夏、長崎県から銚子沖まで、小さな漁船で37日間漂流した武智さんのドキュメント。それにしても、壮絶な漂流記。漂流記と言えば、大黒屋光太夫の話を思い出すけど、こちらは現代。しかも単独…

生きて死ぬ私

『生きて死ぬ私』を読んだよ。茂木先生、若き日の原点。いつものように、これは哲学か?科学か?というような得体の知れない話。でも、そこが新鮮で面白い。自分の存在と死について、考えさせられる一文。私たちは、死後、自分が存在しなくなってしまうこと…

はじめの哲学

『はじめの哲学』を読んだよ。存在の冒険は遭難気味…。存在の国(今の世の中のこと)の「いちばん最初の根っこ」を探し出すことを、冒険になぞらえて語った本。存在の国の定義(広さ)から始まって、目指す目標(「いちばん最初の根っこ」を探すこと)の設定…

99・9%は仮説―思いこみで判断しないための考え方

『99・9%は仮説―思いこみで判断しないための考え方』を読んだよ。竹内薫の著作は、分かり易くて面白いよ。世界は仮説でできている…なんていきなり言われても、「なにそれ?」って思うかもしれないけど、まさに世の中は仮説だらけ、科学は万能じゃないって言…

春宵十話

『春宵十話』を読んだよ。数学者はエッセイがお好き?数学者・岡潔のエッセイ集。1963年に刊行された単行本の文庫版で復刊したもの。筆者の「教育は情緒である」という考えが本書で貫かれているように読めるよ。情緒は人間にしかない。しかしながら、戦後の…

闘う物理学者!―天才たちの華麗なる喧嘩

『闘う物理学者!―天才たちの華麗なる喧嘩』を読んだよ。筆者の竹内薫氏に興味。世界で名立たる物理学者同士の論争や、物理学者が戦った諸々の事象などをエピソードを中心にまとめた本。もちろん、物理学そのものも話題として解説されているから、物理学者を…