女性の品格/坂東眞理子

女性の品格』を読んだよ。男子も同じ。

以前から読みたい本リストに入っていた本書。この度めでたくAmazonのPrime Readingに登場したので、他の積ん読本を差し置いて、読んでみる。読みたい本リストに入れた当時、「品格」がテーマの本が流行っていたような気がする。『国家の品格』とか。筆者は、昭和女子大学前学長の坂東眞理子氏。現在は、理事長・総長になっているみたい。

では、「女性の品格」とは何だろうか。冒頭では、

この本は女性の品格について書いたつもりでしたが、結果として、人間の品格とは何か、品格ある生き方とは何かについて考えざるをえませんでした。
ということ。女性である前に、人間としてどうなんだということは考えざるを得ないよね。

そして、話し方について。

基本的にはどの相手にも、です・ます調の丁寧語を使いつづけるのが安全です。
と。敬語を無理に使うより、丁寧語がいいよね。最近は敬語と丁寧語が混同されている日本語が多すぎるし。シンプルにすることも品格の一つだよね。

複雑になりがちな人間関係についても。

品格ある女性の第一歩は一人で生きていけること、群れないことから始まります。
そう、これは重要。自由度を増すことが重要なんだよね。どっぷりと浸かってしまうと、行動や目的が制限されてしまうからね。

最後に、

神様や仏様など人間を超越した存在(something great)から見て恥ずかしいことをしていないと断言できる行動をするのが、人間の品格の基本です。
と、倫理観で締める。神がかってくるとは思わなかったけど、最後はそれしかないか…。

それにしても、最近の昭和女子大学はどうなんだろ。理事長になって、さらに加速しているのだろうか、気になるところではあるね。