2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

街場の現代思想/内田樹

『街場の現代思想 (文春文庫)』を読んだよ。内田先生的人生相談。いつものように、内田先生が自分自身のブログや雑誌に連載で書いたものをまとめたものだよ。新潮新書の『日本辺境論』が売れているので、図書館でも内田先生の本は入手し難くなっている感じ。…

名ばかり大学生/河本敏浩

『名ばかり大学生 日本型教育制度の終焉 (光文社新書)』を読んだよ。子供は育てたようにしか、育たない。大学生の質の低下はいつの時代にも叫ばれていて、今のアッシが見ていても「近頃の学生は何であんなことをしているのかなぁ〜」なんて思うことがあるけ…

公立校の逆襲/藤原和博

『公立校の逆襲 (ちくま文庫)』を読んだよ。官立校ではなく、公立校であるところがミソ。リクルート出身の藤原和博氏が民間人校長として赴任した杉並区立和田中学校での仕事をエッセイ風にまとめたもの。同じ業界の人として、気になる存在だったけど、他の著…

目立つ力/勝間和代

『目立つ力 (小学館101新書 49)』を読んだよ。完全にタイトル負けの内容…。勝間和代がまた売れている。お気軽に読めるのでついつい手が出てしまうのは不思議なんだけど、読んだ後に後悔するのもいつものこと。 やっぱりキャッチーなタイトルが功を奏している…

哲学的な何か、あと数学とか/飲茶

『哲学的な何か、あと数学とか』を読んだよ。数学の問題を解く時のワクワク感を再び。図書館に行くと必ず立ち寄るのが、自然科学の書棚。科学一般から始まって、数学、物理、化学、生物とざっと回る。ある日、数学のコーナーで「哲学」という文字も見つけて…

バカヤロー経済学/竹内薫

『バカヤロー経済学 (晋遊舎新書 5)』を読んだよ。日本の政治にバカヤローって言いたい。サイエンス・ライターの竹内薫氏が小学生になったつもりで、某経済学者(本書では“先生”という名で登場)からゼロから経済学を学ぶ本。 ただ、小学生にはかなり高度な…

偽善エネルギー/武田邦彦

『偽善エネルギー (幻冬舎新書)』を読んだよ。エネルギー無くして生きられない人類。ご存知、武田邦彦先生の「偽善」シリーズ?第2弾。前作はエコをテーマにどちらかというと生活一般の話題が中心だったけど、今回はずばりエネルギー問題。 スーパーのレジ袋…