2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

負ける力/藤原和博

『(014)負ける力 (ポプラ新書)』を読んだよ。生き方が変わる。筆者は、元リクルート社員の藤原和博氏。元杉並区立和田中学校長と言った方がピンとくるよね。今は完全な自由業。製品のプロデュースをしたり、著述業だったり。で、その生き方が、まさに本書の…

異端の数ゼロ/チャールズ・サイフェ

『異端の数ゼロ――数学・物理学が恐れるもっとも危険な概念 (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ)』を読んだよ。ゼロで割る意味。単行本が出た時点から気になっていた本書。ハヤカワ文庫の<数理を愉しむ>シリーズから本書が出て、手軽に読めるようになっ…

文学部唯野教授のサブ・テキスト/筒井康隆

『文学部唯野教授のサブ・テキスト (文春文庫)』を読んだよ。文学論なら何でもできる。『文学部唯野教授』を読んだ後に、本書を発見。本当は『文学部唯野教授』を読んだ後に、続けて読んだ方がいいんだろうけど、図書館の予約の都合とかでやっと今回。全体で…

世界を変えた10冊の本/池上彰

『世界を変えた10冊の本 (文春文庫)』を読んだよ。書物の影響力は偉大だ。ご存知、池上彰氏が厳選する10冊の本を紹介するのが本書。テーマは「世界を変える」。もう少し説明すると、その本によって影響を受けた人たちが大勢いて、それによって具体的な行動を…

ユーミンの罪/酒井順子

『ユーミンの罪 (講談社現代新書)』を読んだよ。やっぱり、罪なのか。酒井順子氏の新書って珍しい。どうして新書かって考えてみたけれども、それは社会学という捉え方なのかと。そう、ユーミンというアーティストを題材に日本人と日本の社会を捉えるという意…