2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

社会人から大学教授になる方法

『社会人から大学教授になる方法』を読んだよ。鷲田先生も久しぶり〜。だいぶ以前に『大学教授になる方法』を読んだけど、その時の印象は「もしかしたら、アッシも大学教授になれるかぁ〜」って感じだったんだけれども、今回の本の読後感はまったくの逆。 何…

グーグルGoogle

『グーグルGoogle』を読んだよ。IT関連本は久しぶり。グーグルの戦略とその収益構造、そして副題となっている「既存のビジネスを破壊する」とは何か?など、ちょっと話題のグーグルを知るにはちょうどよい感じの本だよ。そして、そのキーワードは「サ…

刑吏の社会史

『刑吏の社会史』を読んだよ。阿部謹也シリーズ第10弾。いよいよ阿部先生の処女作に挑戦。内容的には難しかったりそうでなかったり…。処刑の種類についての説明にかなりの頁を割いているんだけれども、それがなんとなく淡々と説明されていて、残酷度は低し。…

木のことば森のことば

『木のことば 森のことば』を読んだよ。エッセイのような、ノンフィクションのような、文学のような…。恵那山の麓のヒノキや縄文杉の巨木の話。『木を植えた人』に代表する人の手による森の復元。天然記念物に指定されたために人工的に延命措置を取られた木…

この国のけじめ

『この国のけじめ』を読んだよ。藤原先生、本出し過ぎ〜。基本的にはいつものエッセイ集なんだけど、文庫本の解説なども混じっていて、それはそれなりに楽しめたよ。相変わらずの藤原先生の主張のひとつは「祖国愛」。それを象徴する言葉のひとつとして「狼…

中世の窓から

『中世の窓から』を読んだよ。阿部謹也シリーズ第9弾。いよいよ筆者の西欧中世史ものの最高峰に挑む。阿部謹也氏の本は何冊も読んできたけれども、西欧中世史に関するものはなかなか手が出なかったよ。それは理解し難かったから。でも、今回は図書館の閉館の…