2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

西洋中世の男と女/阿部謹也

『西洋中世の男と女―聖性の呪縛の下で (ちくま学芸文庫)』を読んだよ。時代が変われば男女も変わる。過去に何冊も読んでいる阿部先生。今回は積読状態だった1冊からチョイス。先生の研究テーマだった「西洋中世」だけど、本書はその中から男女の関係に特化し…

大学という病/竹内洋

『大学という病―東大紛擾と教授群像 (中公文庫)』を読んだよ。病なら治せるはずなんだけど…。副題は「東大紛擾と教授群像」というもの。東大と言えば、東京大学。その戦前からの紛擾の歴史を辿り、その渦中となる大学教員の身の振り方を追っていくのが本書。…

白夜/ドストエフスキー

『白夜 (角川文庫)』を読んだよ。ここにも悲しい青春がある。何の気の迷いか、初のドストエフスキー。ロシア文学は気になってはいたんだけど、あの長編だらけのドストエフスキーは絶対無理と諦めていた気はある。ところが、何となくkindle本を覗いていると、…

バベッジのコンピュータ/新戸雅章

『バベッジのコンピュータ (ちくまプリマーブックス)』を読んだよ。機械式って凄い。機械式計算機を設計したチャールズ・バベッジの物語。ちくまプリマーブックスだから、かれこれ20年ほど前の本。図書館で借りた本は、それほどの汚れもなく、まだまだ新刊ぽ…

金持ち脳と貧乏脳/茂木健一郎

『金持ち脳と貧乏脳』を読んだよ。生き方の問題か。茂木さんの本は久しぶり。図書館で予約多数だから、相変わらず人気かも。 で、今回はお金の話。アッシ自身はそれほどお金に興味があるわけでもないので、単に売れていそうという判断で、予約してしまったの…