2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

夢中になる!江戸の数学/桜井進

『夢中になる!江戸の数学 (集英社文庫 さ)』を読んだよ。趣味としての数学。『天地明察』に続き、和算に関するもの。ちょっと前から、本屋ではちょっとした和算ブームだったかも。そんな流れの中での『天地明察』だから、ちょっとした便乗ものかもしれないけ…

街場の中国論/内田樹

『増補版 街場の中国論』を読んだよ。中国のことは中国人にしか分からない。内田先生の街場シリーズ、かれこれ何冊目だろう。内容的には、あの大ベストセラー『日本辺境論』と重複する部分もあるけど、それは「辺境」とは中華からの視点の言葉だから。今回読…

ざっくりわかる宇宙論/竹内薫

『ざっくりわかる宇宙論 (ちくま新書)』を読んだよ。ざっくりだけど、わからないところはわからない。ご存じサイエンスライターの竹内薫氏の著。竹内氏の著作はどれもわかりやすいので、愛読はしているけど、今回は後半が抽象的な話になり、結局、わかったよ…

天地明察/冲方丁

『天地明察』を読んだよ。一生を掛けた仕事。昨今、映画化された本書。単行本が出た当時から気になってはいたんだけど、500頁近い分量にちょっと手が出ない感じだった。で、文庫版も出て、単行本も借り時になった感じなので、意を決して図書館に予約。アッシ…

天皇の影法師/猪瀬直樹

『天皇の影法師 (中公文庫)』を読んだよ。天皇って本当に何だろ…。筆者は東京都副知事の猪瀬直樹氏。学生の頃に『ミカドの肖像』を読んだことがあったけど、いわゆる皇族系の本は久しぶりかもしれない。あ〜、猪瀬氏の本の中では、話題としては度々出ていた…