2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「大人」がいない…

『「大人」がいない…』を読んだよ。久しぶりに清水センセー。昔のことはわからないけど、今の世の中で「大人」だなぁ〜って思える人が少ないよなぁ〜って思うこと度々。幼稚、浅はか、浅知恵、単純っていうのが大人でない人の傾向なんだけど、これはイコール…

考えないヒト

『考えないヒト』を読んだよ。書名と内容に乖離があるような…。最近、考えない人が多いよなぁ〜って思うことが多いよ。よ〜く考えれば、理解できたり解決できたりするのに、どうも最初からそれを放棄しているような…。 そんな普段からのアッシの思いにピッタ…

祖国とは国語

『祖国とは国語』を読んだよ。最近、メディアへの登場が多い藤原正彦氏のエッセイ集。その中での最大のテーマが「国語教育絶対論」。筆者の主張は、「国家の浮沈は小学校の国語にかかっている」と。この主張はアッシもかなりの部分で賛同できるよ。 人間の思…

天文学者の虫眼鏡−文学と科学のあいだ−

『天文学者の虫眼鏡』を読んだよ。文学書のような科学書のような…。古今東西の文学の中で表現されているテーマを、科学的な見地から解説してくれているよ。勿論、文学的な解説もあるけど。テーマとしては、大気圧、力学法則、暦、原子力、昆虫などがあったけ…

植物ごよみ

『植物ごよみ』を読んだよ。アッシが気になる本『花おりおり』の筆者だった〜。1月から12月までのその季節の植物を話題にして、全73話。読みごたえは十分。しかも、筆者が農学博士だけあって、科学的な説明は説得力十分。 染色体の数でその植物の分類を考え…

日本社会で生きるということ

『日本社会で生きるということ』を読んだよ。阿部謹也シリーズ第6弾。「世間」をテーマとした著者の6つの講演をまとめたものだよ。だから、話口調で書かれているので、非常に理解しやすいよ。例えば、以前の著作でも紹介されていたアイスランドのサガの紹介…