2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

無思想の発見

『無思想の発見』を読んだよ。無思想という思想が意外にも凄い思想だった…。養老先生の本は何冊目だろう。その中でも、硬派の部類に入る本書。日本人の考える思想について淡々と語る感じが、今までにはないかも。ラストの盛り上がりは、いつものようにエキサ…

茂木健一郎科学のクオリア

『茂木健一郎科学のクオリア』を読んだよ。茂木健一郎版「爆問学問」のよう。脳科学者・茂木健一郎氏が日本の科学者たちと対談する本。何故か作家もいるけど。対談する科学者は、立命館大・北岡明佳氏、青山学院大・福岡伸一氏、東京大・西成活裕氏、京都大…

さまよえる湖

『さまよえる湖』を読んだよ。どこの国にも冒険野郎はいるもんだ。スエーデンの地理学者・ヘディンが1934年にタクラマカン砂漠のロプ・ノールという湖の周辺を探検する紀行記。椎名誠の『「十五少年漂流記」への旅』で紹介されていたので、ちょっと興味が湧…

解剖学個人授業

『解剖学個人授業』を読んだよ。解剖はやっぱり怖い…。南伸坊氏の個人授業。アッシ的にはシリーズ2冊目。例によって、養老先生の講義を聞いて、南氏がノートにまとめる。そのノートには、養老先生の言葉がそのまま入ったり、南氏のコメントとか考えが綴られ…