20歴史

「大発見」の思考法/山中伸弥,益川敏英

『「大発見」の思考法 iPS細胞 vs. 素粒子 (文春新書)』を読んだよ。そうだったのか、iPS細胞。副題は「iPS細胞vs.素粒子」ということで、登場人物は山中伸弥氏と益川敏英氏。ご存知の通り、お二人ともノーベル賞受賞者。つまりは世紀の大発見を成し遂げた二…

最長片道切符の旅/宮脇俊三

『最長片道切符の旅 (新潮文庫)』を読んだよ。やっぱり、旅行モノが続く。宮脇俊三氏の2作目が本書。前作の『時刻表2万キロ』は中央公論社在職中だったが、本書はいよいよ会社を退職し、本格的な紀行作家として活動を始める段のもの。だから、冒頭では、退職…

人生がおもしろくなる! ぶらりバスの旅/イシコ

『人生がおもしろくなる! ぶらりバスの旅 (幻冬舎文庫)』を読んだよ。バス旅はローカル色が現れる。このところ、旅もの本が続いているけれども、特に深い意味はないんだけど、やっぱりつい手に取ってしまうということなのかと自己分析しているところ。で、今…

旅作家が本気で選ぶ! 週末島旅/小林希

『旅作家が本気で選ぶ! 週末島旅 (幻冬舎文庫)』を読んだよ。島国だから島の良さが分かるのか?本屋の平台でたまたま見つけた本書。旅ルポものは嫌いではないので、手に取ってみる。テーマは“島”。ちょうど、NHKで南硫黄島の生態系調査の番組を見たばかりで…

学校では教えない「社会人のための現代史」 池上彰教授の東工大講義 国際篇/池上彰

『学校では教えない「社会人のための現代史」 池上彰教授の東工大講義 国際篇 (文春文庫)』を読んだよ。これがあるから今がある。池上彰氏の東工大講義シリーズの第3弾。第1段は既読だけど、間違えて、第2弾を読み飛ばしてしまったみたい。まぁ、順番はあま…

うっかり鉄道/能町みね子

『うっかり鉄道 (幻冬舎文庫)』を読んだよ。こんなうっかり旅もいいかな。鉄道ものにすぐ反応してしまう自分。今回もうっかり反応して、本書を手に取る。しかも、女子※の二人旅。なんとなく、うっかりぶりが想像できる感じもするし。 ※自分はこのあとに知る…

理系に学ぶ。/川村元気

『理系に学ぶ。』を読んだよ。文系にも学びたい。「理系」という単語に反応しやすい自分。今までも「理系」を冠した本はだいぶ読んできたような気がする。そこには理系賞賛ではなく、その悲哀とかもあったけど。本書は同著者の『仕事。』の理系人間版。筆者…

日本のいちばん長い日/半藤一利

『日本のいちばん長い日(決定版) 運命の八月十五日』を読んだよ。終えるのは難しい。本書のKindle版を購入して、しばらくは積読状態。こういう時に電子書籍はいいような悪いような。場所は取らないけど、ポチったことを失念するから。 気を取り直して本書…

イザベラ・バードの日本紀行/イザベラ・バード

『イザベラ・バードの日本紀行 合本版 (講談社学術文庫)』を読んだよ。日本の評価は良いのか悪いのか…。どういう経緯からか、既に記憶にはないのだけれども、読みたい本リストの古くからの常連が本書。講談社学術文庫で上下巻900頁ほどの厚みなので、尻込み…

この日本で生きる君が知っておくべき「戦後史の学び方」/池上彰

『この日本で生きる君が知っておくべき「戦後史の学び方」 池上彰教授の東工大講義 日本篇 (文春文庫)』を読んだよ。戦後史は知っておくべし。東京工業大学教授という肩書を持つ池上彰氏。そこで、教員という立場で戦後史を語るというコンセプトで書かれたも…

百姓たちの江戸時代/渡辺尚志

『百姓たちの江戸時代 (ちくまプリマー新書)』を読んだよ。現代とそれほど変わりはなく。江戸時代の普通の人々の暮らしについて、事例を多く盛り込んで詳しく紹介する本。ここで、普通の人々とは具体的には百姓のこと。網野善彦先生によると、「百姓とは農民…

仕事。/川村元気

『仕事。』を読んだよ。単なる「仕事」ではなく。心から「仕事がしたいです」と叫びたいほどの仕事。それを筆者は、そんな仕事を僕は「仕事」ではなく「仕事。」と呼びたい。と言う。そして、その「仕事。」を見つけるために、日本の12人の巨匠たちにインタ…

爆笑問題の日本史原論/爆笑問題

『爆笑問題の日本史原論 (幻冬舎文庫)』を読んだよ。本を読んで笑ったのは久しぶり。タイトルの通り、筆者は爆笑問題。実際に書いているのは太田光ということになっているけど、ホントのところはどうなんだろ。内容は完全に日本史。日本史での出来事を漫才風…

世界を変えた10人の女性/池上彰

『世界を変えた10人の女性 お茶の水女子大学特別講義 (文春文庫)』を読んだよ。プラスお茶の水女子大学の学生たち。『世界を変えた10冊の本』の続編っていう位置づけだけど、今回は趣向を変えて、池上彰氏のお茶の水女子大学大学での臨時授業をまとめたもの…

近代化と世間/阿部謹也

『近代化と世間―私が見たヨーロッパと日本 (朝日新書)』を読んだよ。阿部先生からの最後のメッセージ。結語の日付が2006年7月10日。阿部先生が逝去されたのがその年の9月。最後まで本書に朱を入れられていたというから、本書はまさに絶筆の書。200頁ながらの…

武士の娘/杉本鉞子

『武士の娘 (ちくま文庫)』を読んだよ。女性版『武士道』。きっかけは覚えていないけど、何となく気になっていて、密かに読みたい本リストに入っていた本書。原書は英文で書かれており、日本語に翻訳されているわけで、そういう意味でも新渡戸稲造の『武士道…

メソポタミア文明入門/中田一郎

『メソポタミア文明入門 (岩波ジュニア新書)』を読んだよ。今も昔も。世界史は基本的に興味の対象外なんだけど、ひょんなことから本書。多分、どこかに紹介されていたんだと思うけど、どこだったか記憶に無し。読みたい本リストにいつの間にか載っていたから…

エベレストを越えて/植村直己

『エベレストを越えて (文春文庫 (178‐5))』を読んだよ。チャンスは何度もない。ご存じ植村直己氏によるエベレスト挑戦の記録。とは言っても、植村氏の思いの多くが綴られているので、単なる記録ではなく、植村氏の人生の記憶の一部とも言えるかも。そして、…

森の聖者/加藤則芳

『森の聖者 自然保護の父ジョン・ミューア (ヤマケイ文庫)』を読んだよ。自然保護は戦いだ。ヤマケイ文庫が出た頃から気になっていた本書。小学館文庫からも出ていたけど、ちょうど電子書籍版も出ていたので、ひとまず積読。(電子書籍の場合、この表現が適…

西洋中世の男と女/阿部謹也

『西洋中世の男と女―聖性の呪縛の下で (ちくま学芸文庫)』を読んだよ。時代が変われば男女も変わる。過去に何冊も読んでいる阿部先生。今回は積読状態だった1冊からチョイス。先生の研究テーマだった「西洋中世」だけど、本書はその中から男女の関係に特化し…

バベッジのコンピュータ/新戸雅章

『バベッジのコンピュータ (ちくまプリマーブックス)』を読んだよ。機械式って凄い。機械式計算機を設計したチャールズ・バベッジの物語。ちくまプリマーブックスだから、かれこれ20年ほど前の本。図書館で借りた本は、それほどの汚れもなく、まだまだ新刊ぽ…

海山のあいだ/池内紀

『海山のあいだ (角川文庫ソフィア)』を読んだよ。頭にすっと入らない。筆者は池内紀氏。原本は雑誌に連載されていたものを単行本化したもので、当時、講談社エッセイ賞を受賞しているとのこと。 アッシ的には山エッセイを想定して読み始めたんだけど、どち…

空気と戦争/猪瀬直樹

『空気と戦争 (文春新書)』を読んだよ。2冊の本のまとめだけど。東京オリンピックが決まって、ノリに乗っている感じの東京都知事の猪瀬直樹氏。と思ったら、最近の話題はコケ気味…。それはともかく、本書の内容はアッシ的には何となく読めていたんだけど、読…

漂流記の魅力/吉村昭

『漂流記の魅力 (新潮新書)』を読んだよ。若宮丸の場合。『おろしや国酔夢譚』や『大黒屋光太夫』で漂流記の魅力を知ったアッシ。その後は、漂流物を見つけては、読んでいるわけ。本書も図書館で見つけてからは、要チェックということで、今回やっと読了。 …

この国のかたち〈6〉/司馬遼太郎

『この国のかたち〈6〉1996』を読んだよ。海軍の成り立ちも様々。司馬遼太郎の「この国のかたち」シリーズも本書で完結。チビチビ読み続けたけど、何年かかっただろ。当初は幕末から明治期の日本史を知ることだけでも楽しかったけど、本書はそれだけでなく、…

ハーバード白熱日本史教室/北川智子

『ハーバード白熱日本史教室 (新潮新書)』を読んだよ。いわゆる一つのアクティブ・ラーニング。サンデル教授から始まった白熱授業とか白熱教室の流行。未だに続いているというか、二匹目のドジョウというか。とは言え、その中でも楽しめるものはいろいろある…

グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた/辻野晃一郎

『グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた (新潮文庫)』を読んだよ。これがソニー愛なのか?このちょっとユニークなタイトルに惹かれて読んでみた本書。タイトルを素直に読むと、「グーグルなんて大したことない。だって、それはソニーでは普通…

地下旅!/酒井順子

『地下旅! (文春文庫)』を読んだよ。地下鉄版小さな旅。作家・酒井順子氏が東京の地下鉄に乗って、あちこちに出掛ける小さな旅のルポルタージュ。後半は全国や世界の地下鉄にも乗っているけど。 ちょっと残念なのは、地下鉄の話題よりも、その旅先でのアレコ…

武家の女性/山川菊栄

『武家の女性 (岩波文庫 青 162-1)』を読んだよ。皆がいきいきと生きていた。今回、図書館から借りた本書は、岩波文庫から1983年に第1版が出たもの。かれこれ30年も前のものだから、綴じ側の角は上下とも擦り切れて丸くなっているし、紙もすっかりセピア色。…

暴言で読む日本史/清水義範

『暴言で読む日本史 (メディアファクトリー新書)』を読んだよ。人間に暴言・失言はつきもの。つい読みたくなる清水センセー。今回は日本史の中の暴言を集め、それをセンセーなりに解説してみようというもの。あの有名なセリフがどんな背景で飛び出たか、なぜ…