2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

生物と無生物のあいだ

『生物と無生物のあいだ』を読んだよ。科学の本なのに、文学的。タイトルからして何だか詩的というか文学的。科学的に言うと、要は「生命とは何か?」を分子生物学的な観点から説明した本だよ。DNAの複製の仕組みがよ〜く分かったような気がする。対という構…

包帯クラブ

『包帯クラブ』を読んだよ。若々しい気分に、そして自由な気分になれるかも。ある地方都市を舞台に、女子高校生を中心に繰り広げられる個人的な活動の報告書…という形で物語が始まる。 登場人物はすべてカタカナのあだ名。勿論、本名はあるけど。そして、そ…

ウェブ時代をゆく

『ウェブ時代をゆく』を読んだよ。このウェブの時代に、どう生きどう仕事をするかなぁ〜。筆者・梅田氏の前著『ウェブ進化論』では、グーグルを中心として動き始めたウェブ環境の変化を紹介した本だったけれども、本書はその環境を基盤に我々がどのように仕…

「脳」整理法

『「脳」整理法』を読んだよ。タイトルだけを見るとハウツウ本に思えるけど。人間の脳がインプットされる情報をどう整理していくか…といったところの観点から、「世界知」と「生活知」の緊張関係を把握するのが本書の主題。と言っても、じゃ、「世界知」、「…

宇宙の始まりの小さな卵

『宇宙の始まりの小さな卵』を読んだよ。壮大な科学のロマン。副題に「ビックバンからDNAへの旅」とあるように、まずはビックバンで何が起こったのかを解明する。そして、生命の誕生。生命とは何かを語るには、DNAを無視することはできない。…と簡単に言って…