2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

大学入試 担当教員のぶっちゃけ話/櫻田大造

『大学入試 担当教員のぶっちゃけ話 (中公新書ラクレ)』を読んだよ。本当のぶっちゃけているのか?題名に「ぶっちゃけ」とあるけれども、ぶっちゃけているのはそれほどでもなく、どちからというとあらゆる資料を駆使して、今の大学事情事例集という感じ。さ…

仏教が好き!/河合隼雄,中沢新一

『仏教が好き! (朝日文庫)』を読んだよ。仏教がますます分からなくなる…。河合隼雄氏と中沢新一氏の仏教を巡る対談集。宗教に詳しい中沢氏が河合先生に仏教についてレクチャーするという構成になっているけど、河合先生も仏教についてよく知っているので、話…

文部科学省/寺脇研

『文部科学省 - 「三流官庁」の知られざる素顔 (中公新書ラクレ)』を読んだよ。官僚とはいえ、人の仕事。筆者の寺脇研氏は官僚で文科省に勤めていた時期からメディアに登場して、アッシ的には当時からちょっと気になる存在。文科省を辞めた後に『官僚批判』…

すべてがFになる/森博嗣

『すベてがFになる (講談社文庫)』を読んだよ。Fか…なるほど。久しぶりの推理小説で、筆者は森博嗣氏。本書が書かれた時点では某国立大学助教授だったけど、今は主に作家活動。小説以外にもいろいろと書いているから、小説家ではないと思うけど。それにして…

学校って何だろう/苅谷剛彦

『学校って何だろう―教育の社会学入門 (ちくま文庫)』を読んだよ。まじめに考えたことはないけれど。本書の元々は、毎日中学生新聞に連載していたもの。だから、読者の対象を中学生に想定して、「学校って何だろう」を読者と一緒に考えていこうという本にな…

家族八景/筒井康隆

『家族八景 (新潮文庫)』を読んだよ。人の心は恐ろしい。筒井康隆の七瀬シリーズ三部作と言われているものの1冊。多分、本書が最初に出て、後でその続きのようなものが2冊出たんだろうけど。主人公は、人の心を読む能力を持った家政婦の火田七瀬。その能力ゆ…

図書館危機/有川浩

『図書館危機 図書館戦争シリーズ3 (角川文庫)』を読んだよ。微妙な心理変化…。図書館戦争シリーズの3冊目。いまだに予約でしか読めないから、人気は続いているみたい。有川浩の他の作品はもっと人気だし。登場人物は2冊目とほぼ同じなので、早速中身。 「…

進化/山本昌,山崎武司

『進化』を読んだよ。大器晩成型の二人。中日ドラゴンズの大ベテラン、山本昌と山崎武司の共著。2013年4月発行だから、山本昌は30年目、山崎は27年目の現役シーズン直前。amazonで検索したら、山本昌は記念すべき30年目のシーズンということで、いろいろと本…