2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

楽隊のうさぎ/中沢けい

『楽隊のうさぎ (新潮文庫)』を読んだよ。今の自分にもうさぎが欲しい。新潮文庫編集部が毎年出している「中学生に読んでほしい30冊」シリーズ。ということで、夏休みはこの中から1冊ということで本書。主人公は、奥田克久という中学生。中学に入学してから…

「粗にして野だが卑ではない」石田禮助の生涯/城山三郎

『「粗にして野だが卑ではない」石田禮助の生涯 (文春文庫)』を読んだよ。実業家という言葉がピッタリ。三井物産の代表取締役社長を経て、国鉄総裁を歴任した石田禮助氏の半生記。1886年(明治19年)に伊豆の松崎町に生まれ、一橋大学を卒業後、三井物産に入…

時刻表2万キロ/宮脇俊三

『時刻表2万キロ (河出文庫)』を読んだよ。時刻表は楽しい!!中学の時にハマった時刻表。専ら眺めるだけだったけど、関連本から知った東海道本線の大垣行き夜行鈍行にはよく乗ったっけ。今は「ムーンライトながら」だったっけかな?その流れでよく読んでいた…

これからの世界をつくる仲間たちへ/落合陽一

『これからの世界をつくる仲間たちへ』を読んだよ。何がどこまで変わるかは分からない。前作『魔法の世紀』ではわけわからん状態だった落合陽一氏。それでも、読んでみたいという気にさせるのは、自分自身がまだまだ知りたいという欲求があるんだろうと思う…

未来を変えた島の学校/山内道雄,岩本悠,田中輝美

『未来を変えた島の学校――隠岐島前発 ふるさと再興への挑戦』を読んだよ。やっぱり教育…。隠岐島前高校で取り組んだ同校の魅力化プロジェクトについて、紹介した本。ここでは、「存続」ではなく、あくまで「魅力化」という点がポイント。そう、「存続」とい…

新幹線事故/柳田邦男

『新幹線事故 (1977年) (中公新書)』を読んだよ。この歴史の上に、今の新幹線有り。柳田邦男氏の交通機関の事故シリーズの1冊。柳田氏のこの手の本は航空機ものが多いけど、今回は鉄道。と言っても新幹線なので、そのシステムは航空機ほど複雑ではないけれど…

教育の職業的意義/本田由紀

『教育の職業的意義―若者、学校、社会をつなぐ (ちくま新書)』を読んだよ。やっぱり学校は社会と繋がっている。もう何年も前になるけど、NHKの番組「爆笑問題のニッポンの教養」に登場した本書の筆者の本田由紀氏。ちょっと生意気そうな口ぶりに太田がちょっ…

知らないと恥をかく世界の大問題9/池上彰

『知らないと恥をかく世界の大問題9 分断を生み出す1強政治 (角川新書)』を読んだよ。世界の潮流は右往左往。いつの間にか名城大学教授の肩書を持つようになった池上彰氏。有名な東工大は特命教授だったのか…。それにしても、いろいろな肩書があるんだね。そ…