2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

学校では教えない「社会人のための現代史」 池上彰教授の東工大講義 国際篇/池上彰

『学校では教えない「社会人のための現代史」 池上彰教授の東工大講義 国際篇 (文春文庫)』を読んだよ。これがあるから今がある。池上彰氏の東工大講義シリーズの第3弾。第1段は既読だけど、間違えて、第2弾を読み飛ばしてしまったみたい。まぁ、順番はあま…

AI vs. 教科書が読めない子どもたち/新井紀子

『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』を読んだよ。さて、自分は読めていたのだろうか。筆者は東ロボくんプロジェクトの推進者である新井紀子氏。本業は数学者だったとは…。ということで、AIは何ができるかという観点では、随所に数学的な見解が示されてい…

数学する身体/森田真生

『数学する身体 (新潮文庫)』を読んだよ。身体がなければ数学もできない。単行本が出た時から気になってはいたんだけど、なんだか内容が高度な感じで少し様子見にしていた本書。今回、文庫版が出たということでようやく読みたい本リストに登録。そう、単行本…

うっかり鉄道/能町みね子

『うっかり鉄道 (幻冬舎文庫)』を読んだよ。こんなうっかり旅もいいかな。鉄道ものにすぐ反応してしまう自分。今回もうっかり反応して、本書を手に取る。しかも、女子※の二人旅。なんとなく、うっかりぶりが想像できる感じもするし。 ※自分はこのあとに知る…

失速・事故の視覚/柳田邦男

『失速・事故の視角 (文春文庫 240-1)』を読んだよ。政治的殺人か…。柳田邦男氏の航空機事故追跡ルポシリーズ(あっ、自分が勝手に呼んでいるだけ)の1冊。昭和51年の『失速』と昭和53年の『事故の視覚』という単行本から航空機問題に絞って、再編集したもの…

夫婦で行くイスラムの国々/清水義範

『【電子特別版】夫婦で行くイスラムの国々 夫婦で行く旅シリーズ (集英社文庫)』を読んだよ。イスラムに拘る。清水センセーの著作はパスティーシュの時代から継続的に読んでいるけれども、この「夫婦で行く旅シリーズ」は清水センセーの新境地という感じ。…

理系に学ぶ。/川村元気

『理系に学ぶ。』を読んだよ。文系にも学びたい。「理系」という単語に反応しやすい自分。今までも「理系」を冠した本はだいぶ読んできたような気がする。そこには理系賞賛ではなく、その悲哀とかもあったけど。本書は同著者の『仕事。』の理系人間版。筆者…