2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

椿山課長の七日間/浅田次郎

『椿山課長の七日間 (朝日文庫)』を読んだよ。人生をありがとうって言って終われるか。初めてのkindle本で、浅田次郎もお初。ある日、kindleの日替りセールで本書が何と199円。たまたま、ギフトカードを買っていたので、思わず1ーClickで買ってしまった。で…

果つる底なき/池井戸潤

『果つる底なき (講談社文庫)』を読んだよ。現代ミステリーだったんだ…。TVドラマで話題になっている「半沢直樹」。このドラマを見てはいないけど、筆者の池井戸潤をいう作家は気にかかる。そういう時は大抵デビュー作から漁ってみるのがアッシ流。単に話題…

塩の街/有川浩

『塩の街 (角川文庫)』を読んだよ。これってライトノベルなのか?『図書館戦争』繋がりで有川浩氏。世間ではライトノベルにカテゴライズされているみたいだけど、普通の小説と変わらない気がするけど…。そう、あとがきには「大人のライトノベル」という表現…

「無限」に魅入られた天才数学者たち/アミール・D.アクゼル

『「無限」に魅入られた天才数学者たち』を読んだよ。「無限」は直観の世界を超える。科学読み物の翻訳では第一人者の青木薫氏の訳。だからこそ、信頼して手に取ることができるよ。信頼してというのは、難しすぎて、途中で投げ出さずに、読み切ることができ…

初代 竹内洋岳に聞く/塩野米松

『初代 竹内洋岳に聞く (ちくま文庫)』を読んだよ。登山に対する思いが伝わる。作家で聞き書きの名手と言われている塩野米松氏がプロ登山家の竹内洋岳氏をインタビューし、その様子をまとめたもの。インタビューなので、聞き手との会話があるはずなんだけど…

漂流記の魅力/吉村昭

『漂流記の魅力 (新潮新書)』を読んだよ。若宮丸の場合。『おろしや国酔夢譚』や『大黒屋光太夫』で漂流記の魅力を知ったアッシ。その後は、漂流物を見つけては、読んでいるわけ。本書も図書館で見つけてからは、要チェックということで、今回やっと読了。 …

池上彰の政治の学校/池上彰

『増補 池上彰の政治の学校 (朝日新書)』を読んだよ。知ってみるとなかなか面白い。初版の発行が2012年9月だから、ちょうど衆議院選挙で自民党が圧勝した後の頃。その時期をベースに今の日本の政治について解説し、日本はこれからどういう政治をすべきかを、…

左腕の誇り/江夏豊

『左腕の誇り―江夏豊自伝 (新潮文庫)』を読んだよ。江夏ってそんなに凄かったんだ。副題が「江夏豊自伝」。そう、昭和42年から同59年までプロ野球で活躍したあの江夏豊の自伝。自伝とは言っても、波多野勝氏がインタビューなどから構成したもののようだよ。…