60産業

シェア/レイチェル・ボッツマン,ルー・ロジャース

『シェア からビジネスを生みだす新戦略』を読んだよ。モノはもういらない。『フリー』もそうだったけど、このNHK出版の本はなんとなくシリーズ化している感じ。装丁も似たような感じだし。さて、シェアの話。日本語で言うと共有。共有するということは、モ…

マーケティング/恩蔵直人

『マーケティング (日経文庫)』を読んだよ。課題図書、2冊目。重〜い1冊目の課題図書を研修会場に持参したけど、一度も開かず。暑い思いをして、持って行ったのに…。あ〜。課題図書の2冊目はマーケティング。で、マーケティング先般の基礎知識を授けてくれる…

地下鉄は誰のものか/猪瀬直樹

『地下鉄は誰のものか (ちくま新書)』を読んだよ。東京都知事選挙の結果に影響があったのか…。『東京の副知事になってみたら』に引き続き、猪瀬直樹氏。 この『東京の…』は、東京都全般の課題とその対応について書かれているものだったけど、本書ではその中…

フリー/クリス・アンダーソン

『フリー 〈無料〉からお金を生みだす新戦略』を読んだよ。無料の魅力には敵わない。2009年11月月の発刊だけど、アッシが本屋で見かけたのは、明けて2010年だったと思う。このタイトルを見て、ピンと来たのは、「無料」という言葉。Googleを代表とするIntern…

毎日乗っている地下鉄の謎/梅原淳

『毎日乗っている地下鉄の謎 (平凡社新書)』を読んだよ。乗っているだけじゃ、つまらない。タイトルの通り、地下鉄の話。 たまにTVで、「知らなかった地下鉄50の話」みたいな番組をやっているけれども、内容的に本書の方がかなりマニアック。歴史も捉えてい…

柳井正 わがドラッカー流経営論/NHK「仕事学のすすめ」制作班

『柳井 正 わがドラッカー流経営論』を読んだよ。高校野球のマネージャーより実践的。NHKの番組「仕事学のすすめ」に登場した柳井正の話をまとめたもの。柳井正と言えば、ご存知ユニクロの社長。会社の正式名称はユニクロじゃなくて、ファーストリテイリング…

全・東京湾/中村征夫

『全・東京湾 (新潮文庫)』を読んだよ。身近そうで、実はそうでもないのが東京都民の東京湾。著者の中村征夫氏が出演していたNHKの番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」を視聴。そういえば、椎名誠の本にもよく出ていたっけ、ということを思い出し、氏の著…

森の不思議/神山恵三

『森の不思議 (岩波新書)』を読んだよ。森林浴の発祥本。1983年が初版の岩波新書(黄版)だから、そうちょうどアッシが社会人になった頃と前後する。そう、もうかれこれ20年以上前になるけど、職場でこの本が話題になったことがあったよ。その当時としては「…

奇跡のリンゴ/石川拓治,NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」制作班

『奇跡のリンゴ』を読んだよ。『沈黙の春』の農薬問題と重ね合わせて。内容的には『リンゴが教えてくれたこと』と重複。この『リンゴが教えてくれたこと』は木村秋則氏本人が書いたものだけど、本書はNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」の取材をベースに、…

リンゴが教えてくれたこと/木村秋則

『リンゴが教えてくれたこと』を読んだよ。農業は理系だぁ〜。『奇跡のリンゴ』がベストセラーになって、本屋に山積みされたいた時に気になってはいたんだけど、すぐ手にしないでいたら、図書館ではあっという間に予約数が100を超えるほど。 諦めていたら、…

女子と鉄道/酒井順子

『女子と鉄道』を読んだよ。テツは男子だけのものではない!!酒井順子の本は初めて。本屋で表紙を見て、「あら、アッシの気になるテツの本。しかも筆者が女子とは珍し…。」と思わずチェックし、いよいよ図書館でゲット。まずは、筆者が鉄道好きになった理由。…

線路を楽しむ鉄道学

『線路を楽しむ鉄道学』を読んだよ。筆者曰く、一介の「鉄道好きの地図マニア」が書いたもの。冒頭にも書いたけど、いわゆるテツが書いたものではないところが本書のポイント。テツの方の本はどちらかというと車両とか時刻表とか、運行とかに目が行きがち。…

日本の鉄道 車窓絶景100選

『日本の鉄道 車窓絶景100選』を読んだよ。鉄オタの超オタク的会話の数々。鉄子も登場。本書は、新潮社から出ている『日本鉄道旅行地図帳』の中で、「車窓絶景」を100箇所選ぶという企画があり、その100箇所を選ぶための座談会の模様を収録したもの。リソー…

となりのクレーマー

『となりのクレーマー』を読んだよ。単なる苦情なら、素直に対応できるんだけど…。某S百貨店のお客様相談室長だった筆者がその経験をまとめたもの。百貨店という性質上、いろいろな種類の苦情が上がってくるのは事実。店側の明らかな過失ならば、誠意を持っ…

電車の運転

『電車の運転』を読んだよ。簡単そうに見えるけど…。2000年にJRを退職するまで、42年間運転士を務めた宇田賢吉氏が筆者。本書は電車の運転に関するありとあらゆる情報を盛り込んだ本。電車っていうくらいだから、電気の知識も盛り込まれているよ。まずは鉄道…

大逆転!コンチネンタル航空−奇跡の復活

『大逆転!コンチネンタル航空−奇跡の復活』を読んだよ。自信満々だなぁ〜。今月末に研修があり、なぜか本書が事前の課題図書。強制的に読まされた割には面白かったよ。アメリカ・コンチネンタル航空のCEOに就任し、三度目の倒産の危機から会社を救った人物…

満員電車がなくなる日

『満員電車がなくなる日』を読んだよ。なくなるのも寂しいような気がするけど。満員電車をなくすための提案・提言が、3つのポイントで書かれているよ。一つ目は運行方法のイノベーション。信号システム、総2階建て車両、3線運行、鉄輪式リニアなどの技術的な…

日本の森を歩く

『日本の森を歩く』を読んだよ。天然って何だろ。日本に残る各地の原生林を訪ね歩く。北は北海道・阿寒から南は奄美大島まで。どこの森でも意識させられるのが、照葉広葉樹林から始まって、落葉広葉樹林、針葉樹林、針葉低木林、高山草原と続く垂直分布の話…

森林からのニッポン再生

『森林からのニッポン再生』を読んだよ。山村暮らしに憧れはあるけど〜。日本の森林を取り囲み、様々な視点から森林を語る本だよ。単なる自然学ではなく、どっちかというと社会学系の本かも。だから、森林というより、林業をイメージしたほうがいいかも。森…

日本の歴史を作った森

『日本の歴史を作った森』を読んだよ。筆者・立松和平って結局何者?木曾のヒノキは法隆寺や伊勢神宮の建築材として使われているらしいよ。そして、定期的に建て直しや修理で必要な材木を提供しているとか。でも、それも実はピンチで、将来的には供給できな…

木のことば森のことば

『木のことば 森のことば』を読んだよ。エッセイのような、ノンフィクションのような、文学のような…。恵那山の麓のヒノキや縄文杉の巨木の話。『木を植えた人』に代表する人の手による森の復元。天然記念物に指定されたために人工的に延命措置を取られた木…

森を読む

『森を読む』を読んだよ。自然景観の読み方シリーズの1冊。森を読むにはまず木のことを知らなくてはならないよね。第1章はまず木の読み方から。 広葉樹とか針葉樹とか照葉樹とか名前は知っているけど、その定義は知ることが少ないよね。図鑑に出てくる分類と…

ぼくのペンションは森のなか

『ぼくのペンションは森のなか』を読んだよ。『日本の国立公園』の筆者の処女作だよ。「就職しないで生きるには」というシリーズの1冊。だから要は脱サラしてペンションを経営するまでの顛末記っていう感じかな。 ただ、文のそこかしこに、後の「環境省を応…

日本の国立公園

『日本の国立公園』を読んだよ。筆者はアッシの高校時代の友人の従兄弟。面識は無いけど。まずは日本の国立公園とアメリカのそれの違いから。国土の面積が違うから、アメリカは思い切った政策が打てるようね。日本の場合は、国立公園の中にしがらみが多過ぎ…

ブナの森を楽しむ

『ブナの森を楽しむ』を読んだよ。森にはいろいろな楽しみ方があるね。印象的なのは、食物連鎖の話。 ブナの森を保護しようとかいうと、ブナだけ保護すればって思うかもしれないけど、ブナの森にはたくさんの動植物が共存している。その共存関係を維持しなけ…

日本の美林

『日本の美林』を読んだよ。これは山の自然学のひとつだね。日本各地の森を紹介しているよ。そこでの自然や森と人々の生活との関わりについても述べているよ。特に森を作るという立場での林業の展開についての話が興味深いよ。アッシに身近な例でいえば、奥…