日本の国立公園
『日本の国立公園』を読んだよ。筆者はアッシの高校時代の友人の従兄弟。面識は無いけど。
まずは日本の国立公園とアメリカのそれの違いから。国土の面積が違うから、アメリカは思い切った政策が打てるようね。日本の場合は、国立公園の中にしがらみが多過ぎる。住民とか林野庁とか…。
その事例として、幾つかの国立公園が紹介されているよ。
知床国立公園や小笠原国立公園のように住民がほとんどいないアメリカ型の国立公園、観光依存型の典型である富士箱根伊豆国立公園、観光依存ではあるけれども独自の政策で自然保護を進める上高地(中部山岳国立公園)など。
本書の基本的なスタンスは、あとがきのタイトルのように「環境省を応援しよう」だね。どこの国立公園も縦割行政による弊害ばかり。だから、環境省が旗振り役で全体を制御することが理想なんだろうね。
それにしても、環境庁から環境省へ。自然保護の強化という意図があるんだろうけど、成果が見えない気がするなぁ〜。それに、大臣が小池百合子さんでなければ、マスコミにも名前が登場しないだろうなぁ〜。
PS. 初めて環境省のWebSiteを閲覧。あら、結構いろいろなことに取組んでいるんだね。
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