日本の歴史を作った森
『日本の歴史を作った森』を読んだよ。筆者・立松和平って結局何者?
木曾のヒノキは法隆寺や伊勢神宮の建築材として使われているらしいよ。そして、定期的に建て直しや修理で必要な材木を提供しているとか。でも、それも実はピンチで、将来的には供給できなくなる予想が立つとか。
江戸時代になると江戸城の改修とか火事のための復旧とかでやっぱり木曾のヒノキが使われたとか。幕府の命令だから逆らう訳にもいかず、尾張藩の苦労も書かれているよ。
そして、実際のヒノキの森。皆伐とか択伐とかそれぞれの時代に創意工夫で管理され、そして伐採や運送の技術も優れたものをもっていたみたいだよ。大木の輸送はまさに土木的な技術が必要だからね。
今の時代、林業っていうとピンと来ないような気がするけど、スケールが大きすぎてピンと来ないんだろうね。だって、1スパンが何十年、または何百年なんだから。
アッシ的にはそういうスケールで物事を考えられるようになりたいけどね。IT産業なんて、ドックイヤーとか言われているけど、時間の単位が違いすぎるよなぁ〜。
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