2008-01-01から1年間の記事一覧

ウェブ時代 5つの定理

『ウェブ時代 5つの定理』を読んだよ。やっと落ち着いて本を読めます〜。このところ、本を読む速度が低下中。3週間連続出勤も昨日でやっと終わり、久しぶりの休み。図書館にも行けます〜。さて本書。第1級のビジョナリーたちの名言を筆者なりにまとめ、コメ…

ウェブ社会をどう生きるか

『ウェブ社会をどう生きるか』を読んだよ。学問的にウェブ社会を見ると…。まずは、情報とは小包のような実体ではないという筆者の考えに衝撃を受ける。だって、ネットワーク的にはパケットとか言って、まさに小包を届ける風だから。 でも、基礎情報学的には…

日本の森を歩く

『日本の森を歩く』を読んだよ。天然って何だろ。日本に残る各地の原生林を訪ね歩く。北は北海道・阿寒から南は奄美大島まで。どこの森でも意識させられるのが、照葉広葉樹林から始まって、落葉広葉樹林、針葉樹林、針葉低木林、高山草原と続く垂直分布の話…

数学でつまずくのはなぜか

『数学でつまずくのはなぜか』を読んだよ。タイトルだけだと教育論かと思いきや、そうではなくてあくまで数学本。タイトルの通り、数学でつまずく原因とその対応策を考える。特に中学で算数から数学に変わると分からなくなる。それが単に中学教育が悪いとか…

思考の補助線

『思考の補助線』を読んだよ。茂木さんの中でも比較的難し本かも。「思考の補助線」という言葉を聞いた時に思い出したのが、『フェルマーの最終定理』に書かれていた「谷山・志村予想」のこと。何の関係性もないように思える事象が、ひとつに結ばれる。その…

見える日本、見えない日本

『見える日本、見えない日本』を読んだよ。養老先生が阿部謹也先生と対談していた〜。地元公共図書館のサイトで「阿部謹也」で検索したら、本書がヒットしたよ。ラッキ〜って感じ。 副題に「養老孟司 対談集」とあるように、養老先生と各界著名人との対談集…

高校生のためのメディア・リテラシー

『高校生のためのメディア・リテラシー』を読んだよ。予想した内容と違う本だったけど…。メディア・リテラシーって聞くと、すぐにIT系のメディアを思い浮かべるアッシ。だから、ITメディアのリテラシーについて高校生に説く本だと予想したんだけれども、違っ…

生きもの地図をつくろう

『生きもの地図をつくろう』を読んだよ。野外調査は楽しそう。動植物の分布図を作ることで、身近な自然を考えたり、自然環境保護に役立てたりすることを、中学生に勧める本。中学生って書いたけど、小学生でも高校生でも応用できるよ。もちろん、アッシみた…

「科学的」って何だ!

『「科学的」って何だ!』を読んだよ。科学的見解に弱い世間の人…。科学者・松井孝典氏とイラストレーター・南伸坊氏の科学に対する考え方対談。本書のテーマとしては、「わかる」と「納得する」の違い。「科学的に分かる」って凄く難しい話みたい。第一章の…

フェルマーの最終定理

『フェルマーの最終定理』を読んだよ。最後まで感動の連続で、息つく暇も無く読み切りました〜。「フェルマーの定理」の証明を巡り、何人もの数学者が挑戦したり、解決の糸口を見つけたり。そして、アンドリュー・ワイルズが証明するまでを描いたノンフェク…

タテ社会の人間関係

『タテ社会の人間関係』を読んだよ。1967年発刊だけど、いまだに読み継がれているみたい。「世間学」の原点かと思っていたけど、ちょっとニュアンスが違ったかな。副題は「単一社会の理論」。あとがきにもあるけれども、単なる日本人論ということではなく、…

ニッポンの大学

『ニッポンの大学』を読んだよ。業界的に注目されるのはいいことだろうけど…。あらゆる視点から、ニッポンの大学についてランキングを調査し、それを取り纏めたものだよ。まさに「あらゆる視点」。 これだけの種類のランキングを作れるっていうのは、大学の…

生物と無生物のあいだ

『生物と無生物のあいだ』を読んだよ。科学の本なのに、文学的。タイトルからして何だか詩的というか文学的。科学的に言うと、要は「生命とは何か?」を分子生物学的な観点から説明した本だよ。DNAの複製の仕組みがよ〜く分かったような気がする。対という構…

包帯クラブ

『包帯クラブ』を読んだよ。若々しい気分に、そして自由な気分になれるかも。ある地方都市を舞台に、女子高校生を中心に繰り広げられる個人的な活動の報告書…という形で物語が始まる。 登場人物はすべてカタカナのあだ名。勿論、本名はあるけど。そして、そ…

ウェブ時代をゆく

『ウェブ時代をゆく』を読んだよ。このウェブの時代に、どう生きどう仕事をするかなぁ〜。筆者・梅田氏の前著『ウェブ進化論』では、グーグルを中心として動き始めたウェブ環境の変化を紹介した本だったけれども、本書はその環境を基盤に我々がどのように仕…

「脳」整理法

『「脳」整理法』を読んだよ。タイトルだけを見るとハウツウ本に思えるけど。人間の脳がインプットされる情報をどう整理していくか…といったところの観点から、「世界知」と「生活知」の緊張関係を把握するのが本書の主題。と言っても、じゃ、「世界知」、「…

宇宙の始まりの小さな卵

『宇宙の始まりの小さな卵』を読んだよ。壮大な科学のロマン。副題に「ビックバンからDNAへの旅」とあるように、まずはビックバンで何が起こったのかを解明する。そして、生命の誕生。生命とは何かを語るには、DNAを無視することはできない。…と簡単に言って…