ウェブ時代 5つの定理
『ウェブ時代 5つの定理』を読んだよ。やっと落ち着いて本を読めます〜。
このところ、本を読む速度が低下中。3週間連続出勤も昨日でやっと終わり、久しぶりの休み。図書館にも行けます〜。
さて本書。第1級のビジョナリーたちの名言を筆者なりにまとめ、コメントを付けたもの。それを「5つの定理」としてまとめているよ。
第1定理は「アントレプレナーシップ」。ニュアンスとしては「進取の気性に富む」というのが一番近いとか。一般的には「起業家精神」。
起業することを「スタートアップ」と言う。これもピンと来るよね。そして、アッシのお気に入りの言葉は、これ。
パラノイア(病的なまでの心配性)だけが生き残る。−アンディ・グローブ第2定理は「チーム力」。でも、日本人が考えるチーム力とは違うよ。日本人のチーム力は世間だからね。だから、ここでいうチーム力とは、プロフェッショナルチームを意味するわけ。アッシのお気に入りの言葉は、これ。
政治的になるな、データを使え。−マリッサ・メイヤー会議では「I like 〜」を使うなとも。これを使うと、皆が「Yes Yes, me too」とか言い出すから…。
第3定理は「技術者の眼」。アッシのお気に入りの言葉は、これ。
インターネットが負けるほうに賭けるな。−エリック・シュミット今日的な言葉なんだけど、意味的には「今日の問題を昨日の解法で解いてはいけない」と。この意味だとよ〜く理解できるよね。未来志向の言葉だなぁ〜。
もうひとつ。プロダクト志向もこの定理のキーワードだよ。
第4定理は「グーグリネス」。グーグル的気質というか。
グーグルの考え方はいろいろな本で紹介されているから、繰り返しになるような気がするけど、本書では「変な会社」と表現されているよ。
「自発的に動く!」というキーワードで、アッシのお気に入りの言葉は、これ。
一からすべて命令してほしいなら、海兵隊に行けばいい。−エリック・シュミット笑える。
第5定理は「大人の流儀」。アッシのお気に入りの言葉は、これ。
自分がやらない限り世に起こらないことを私はやる。−ビル・ジョイ大人だなぁ〜。そういう志向が好きだなぁ〜。
さて、サラリーマンとしてのアッシ。これらの起業家精神的言葉をどうサラリーマンとして活かしていくかだよね。よ〜く考えてみよっと。
ウェブ時代 5つの定理 この言葉が未来を切り開く! | |
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