00総記

読書力

『読書力』を読んだよ。読書の効用はあらゆるところに。齋藤孝氏の本の本。読書好きにはうれしいことばかりが書かれているよ。そう、本を読むことはいいことばかりだから。序章がいきなり長い。50頁ほどで全体の四分の一。ここに本書のエッセンスのすべてが…

こころの情報学

『こころの情報学』を読んだよ。情報という概念はいったい何なんだ〜。情報というと、すぐに思い浮かぶのがコンピュータ。コンピュータに蓄積された情報を、処理したり検索したり。そんなイメージが情報にはあるけど、それは単に「機械情報」という狭義の情…

ウェブ社会をどう生きるか

『ウェブ社会をどう生きるか』を読んだよ。学問的にウェブ社会を見ると…。まずは、情報とは小包のような実体ではないという筆者の考えに衝撃を受ける。だって、ネットワーク的にはパケットとか言って、まさに小包を届ける風だから。 でも、基礎情報学的には…

事物はじまりの物語

『事物はじまりの物語』を読んだよ。日本人の創意工夫がよく分かるよ。物事のはじまりをまとめた本。条件として、「日本人の」、「江戸から明治にかけての」が付くけど。取り上げたテーマは、解剖、スキー、石鹸、洋食、アイスクリーム、傘、国旗、幼稚園、…

思考の整理学

『思考の整理学』を読んだよ。20年以上前に発刊された本だけど、考え方は古くないよ。いかに仕事を効率的、且つ楽にこなすかはサラリーマンの永遠の課題。それに関するノウハウ本、そして知的生活本の類は数多く出版されているよね。それでも、なかなか実践…

進化生物学への道

『進化生物学への道』を読んだよ。ダーウィンは数学が数学が苦手だったとか…。『進化とはなんだろうか』を読んで、長谷川先生の著書を読み始めているが、どれも読みやくて分かりやすいよ。このような一般向けの本を書き始めた理由についても、ちょっとだけ書…

「まなびや」の行方

『「まなびや」の行方』を読んだよ。阿部謹也シリーズ第13弾。阿部先生と日高敏隆氏との対談をまとめたものだよ。日高氏の専攻はは動物行動学。だから、どちらかというと理系。(理系、文系を区分するのは間違っていると阿部先生はいうけれど。) でも、二人…

恋するコンピュータ

『恋するコンピュータ』を読んだよ。人工知能?言語学?はたまた医学?優秀な営業マンの仕事振りを分析してシステム化したら…。こんな発想は誰にであると思う。筆者が実際に分析してみると、認識→咀嚼→過去の経験の再体験→知識の組み直し→自分や社会への還元…

読書力をつける

『読書力をつける』を読んだよ。阿部謹也シリーズ第12弾。阿部先生は亡くなってしまったけど、その著作は残る。先生の著作で読んでいないものはたくさんあるので、読んでいこうと思う。「知のノウハウ」シリーズの1冊なんだけど、単なるハウツウ本だと思った…

グーグルGoogle

『グーグルGoogle』を読んだよ。IT関連本は久しぶり。グーグルの戦略とその収益構造、そして副題となっている「既存のビジネスを破壊する」とは何か?など、ちょっと話題のグーグルを知るにはちょうどよい感じの本だよ。そして、そのキーワードは「サ…

学問と「世間」

『学問と「世間」』を読んだよ。阿部謹也シリーズ第2弾。本書の前半は、日本の学者たちの現状分析。わが国の学者たちは、それぞれに自分の「世間」を持っていて、「世間」に対して(論文を)書いている。だから、わが国の現実と関係が無いという事に気がつい…

「知」のソフトウェア

『「知」のソフトウェア』を読んだよ。20年位前の古い本だからデジタル的な話題はほとんど無かったけど、発想は理解できるし、面白いよ。話の流れは、情報のinputからoutputの仕方まで。 inputもいろいろな方法があるね。新聞、書籍、取材、etc。 そう、今な…

デジタルを哲学する

『デジタルを哲学する』を読んだよ。まだMS-DOSが全盛の頃、同著者の『哲学者クロサキのMS-DOSは思考の道具だ』を読んだことがあったっけ。 この時も哲学と情報ってどういう関係なんだろうって思って読んでみたけど、結局よく分からなかった。でも、検索とか…