世にも美しい日本語入門

『世にも美しい日本語入門』を読んだよ。『世にも美しい数学入門』の姉妹編。

本書の冒頭から最近の筆者の持論である小学校の国語の時間の減少に反対する話題。筆者の著作が世間の話題になることが多くなってきたせいもあるかもしれないけど、この主張と同様な考え方が、そこかの新聞の社説に掲載されていたような…。
皆がそう思いながらも、誰も言わずにいたのかなぁ〜って気もするよね。

アッシ的には、この本で文語体の美しさを認識したよ。文語体って数学の数式に似て、シンプル且つ的確に物事を表現しているよ。
昔の童謡や文部省唱歌はみんな文語体。それでも平気で歌ってた。歌詞は頭にすっと入ってきていたけど、意味不明で歌ってた。今でも意味は分からないものがほとんどだけど。
音楽の教科書はつまらなかった。だけど、副本の500曲ほど載っている本(題名忘れた)は好きだったなぁ〜。

世にも美しい日本語入門 (ちくまプリマー新書)
世にも美しい日本語入門 (ちくまプリマー新書)安野 光雅

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