わかる!宇宙と生命の不思議

『わかる!宇宙と生命の不思議』を読んだよ。第二の地球は確実に存在するね。

ある天文学者が自分の甥に対して、宇宙について語るというシチュエーション。だから、丁寧に分かりやすく書かれているよ。図とかは少ないけど、文章で説明するのは難しい話なのにね。

冒頭は「地球の生命はどこから来たのか」。天文学者の話だけあって、宇宙から来たということが前提に話が進むよ。そう、それが現実的なのかも。ただ、じゃ、その宇宙から来た生命はどこでどのように生まれたのかという疑問は残るけど。

そして、地球。温暖化の話が中心。これは第二の地球を探そうという本書のテーマのきっかけになる。ホーキングによると、地球はあと1000年で温暖化によって住めなくなってしまうとか。ところがさらに恐ろしいことに、宇宙スケールでは、1000年も100年も大差がない。あと100年…。生きていないから、まぁいいか。

地球を離れて、月、太陽、太陽系惑星、銀河系と話は続き、後半部で第二の地球を探す。恒星までの距離の測り方とか、観察の手法とか、中学生には難しそうな話題もあるけど、きちんと説明しているよ。

さて、第二の地球はあるのだろうか。この本を読むと、どこかに必ずあると思えてくるよ。温暖化で生命が危ぶまれるようになったら、第二の地球に移住するしかないのかと思うけど、6500万年前に絶滅した恐竜のことを思うと、地球と心中してもいいんじゃないかなぁ〜って気もするよ。

最後に。本書は『この宇宙に地球と似た星はあるのだろうか』の改定本。実はこれを読んだことがあったから、アッシ的には再読。でも、きちんと冥王星は惑星から外されていたよ。

わかる!宇宙と生命の不思議
わかる!宇宙と生命の不思議有本 信雄

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この宇宙に地球と似た星はあるのだろうか
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