教養バカ/竹内薫
『教養バカ わかりやすく説明できる人だけが生き残る (SB新書)』を読んだよ。バカとはちょっと違うような…。
何となくタイトルに惹かれた本書。「教養とは何か」というのが自分的には気になるテーマだから。
で、今回はズバリ答えを書いてしまう。
教養のある人と、教養バカの違い、それはずばりストーリーテラーになれるかどうか。教養人とは相手が興味を持つようにストーリーとして、伝えることができる人です。と筆者。要は、インプット(教養)だけではダメで、それを如何にアウトプットするかということが重要だということ。だから、副題は「わかりやすく説明できる人だけが生き残る」というもの。
そして、本文ではその手法を多々解説。
まずは、話し相手が話のイメージ「絵」を頭のなかに描けるようにしてもらうこと。そして、その為の手法が、言い換えだったり、間だったり、例えだったり、豊富な語彙だったり。そして、筆者が以前から言っている「文理融合」の話も。
でも…。
読み進むに連れて、「教養ある人=筆者」って言っているような気がして、モチベーションが下がったのは事実。勿論、筆者はそんなつもりで書いているわけではないだろうし、自分の偏見かもしれないけどね。
教養バカ わかりやすく説明できる人だけが生き残る (SB新書) | |
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