新・東京の自然水

『新・東京の自然水』を読んだよ。高校時代は地学部所属。

題名通り、東京に存在する自然水を紹介している本だけど、自然水の範囲としては、湧水、温泉、地下水、井戸等。
その中でアッシの一番の興味は湧水。それはアッシが一番身近に捉えられるから。子供の頃から、井の頭公園井の頭池)、善福寺公園善福寺池)、石神井公園三宝寺池)、武蔵関公園(富士見池)、妙正寺公園(妙正寺池)といった場所が遊び場だったよ。

本書に戻る。練馬区内に40年近く住んでいるけど、その練馬区内で今でも湧水が出ているところがあることを知り、衝撃を受けたよ。それが「八の釜憩いの森」。本の紹介では「東京の忍野八海」とか書かれているよ。
で、実は早速先日現場に行ってみたよ。近所にこんな凄い場所があったなんてビックリ〜って感じの自然が残されていたよ。それほど広くはないけど、人工的なものが皆無な場所。肝心の湧水は1箇所だけになったみたいで、池を覗いてみたけど、本書に書かれていたような自噴している感じはしなかった…。残念。

東京はそんな湧水が多いよね。地形的には多摩川扇状地地形だから、奥多摩から地下に潜った地下水が崖地や傾斜地で地表に現れてくるんだろうね。←と、最後に元地学部部員として当時の研究成果を発表。

新・東京の自然水
新・東京の自然水早川 光

農山漁村文化協会 1992-07
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