金持ち脳と貧乏脳/茂木健一郎
『金持ち脳と貧乏脳』を読んだよ。生き方の問題か。
茂木さんの本は久しぶり。図書館で予約多数だから、相変わらず人気かも。
で、今回はお金の話。アッシ自身はそれほどお金に興味があるわけでもないので、単に売れていそうという判断で、予約してしまったのかもしれない。
本書の副題は「脳とお金のただならぬ関係」というもの。ただならぬとは怪しげだけど、理屈的にはその関係は説明できるというのが茂木さんの脳科学なわけ。いや、そういう意味で、脳科学って応用範囲が広いんだなぁ〜と感心する。
まずは、お金を持っていれば幸せなのか?というよくある議論。
本来持っている、人間とお金の関係上の性を乗り越えて、自分が幸せであるという境地に行き着くことこそ、幸せの本質だと私は思います。と茂木さん。この境地に立つには経験が必要であるとも言っているよ。いや、本質的には分かっているんだけど、いざというときにそれが抜け落ちてしまうのが、お金の魔力なんじゃないかな。いやいや、本質としては分かっているんです。ハイ。
そして、投資という考え方。人生は投資であると。
お金を投資する、時間を使う、学校に行く、仕事をする、恋愛をする、結婚をして子どもを授かるというのも、すべて投資です。うん、アッシとしてはこれは新しい知見。そう考えると、金持ちか貧乏かって、やっぱり自分の生き方の問題になるよね。それを茂木さんは「人生の経営判断」という言い方をしているわけだけど。
そして、
脳というのは、意識的に「選ぶ」ということを繰り返すことで一番鍛えられているのです。と。そう、やっぱり人間は考えないとダメなんだよ。必死に頭を使わないと。あれっ?ということは、やっぱり金持ち脳って、頭がいいってことなのかぁ?
金持ち脳と貧乏脳 | |
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