宇宙と生命の起源

『宇宙と生命の起源』を読んだよ。久しぶりの宇宙モノ。

岩波ジュニア新書だからっていって、バカにしてはいけないよ。アッシが読んで難しいと思った箇所もかなりあったし。中高生向けらしいけど。

内容的には、ビックバンから始まり、星そして人類が誕生するまでのメカニズムというかシナリオを説明しているよ。
アッシが知りたかった「ビックバン以前はどうだったのか?」という疑問にも答えてくれていたから嬉しかった。でもちょっと理解しづらくて騙されたような気がしないでもないけど…。

カニズムって書いたけど、本の内容が理論構築されているから、この複雑系の世の中がこのメカニズムで作られたのかと思うと、その整然さに驚きがあるよ。

さらに、単なる宇宙論ではなくて、生命の誕生にまで話が及ぶから、宇宙物理学とか生物学とか化学とかいうカテゴリーでは分けられないよね。そういう意味で壮大さを感じたよ。

最後に引用を。アッシの疑問、ビックバンの前は何があったのか?の答え。

宇宙は時間の流れの中につくられたのではなく、時間とともにつくられた。
そうです。
宇宙と生命の起源―ビッグバンから人類誕生まで (岩波ジュニア新書)
宇宙と生命の起源―ビッグバンから人類誕生まで (岩波ジュニア新書)嶺重 慎

岩波書店 2004-07
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