効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法
『効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法』を読んだよ。やっぱり、ビジネス書は性に合わん。
前回の『読書進化論』に懲りずに、また勝間氏のビジネス書。感覚やイメージとして理解していることの整理としては、ビジネス書は有益だと思う。しかしながら、こんなこと、普通まじめにやっていられるかというようなことが、それこそクソ真面目に書かれていると、もうイヤになってくる。
そうは言っても、読んでしまったので、どんなことが書かれていたのかを、ちょっとだけ紹介。
キーワードのひとつは、「Give5乗の法則」。「Give&Take」という言葉があるけれども、「Take」は意識せずに「Give」のみでokという考え方。
自分から情報を出せば出すほど、不思議なほど、周りの人が情報をくれようになるのです。<中略>情報の発信者になれば、とてもラクに情報が収集できるようになるのです。まさに、グーグルのコンセプトだけど、これは知っていたこと。
もうひとつは「フレームワーク」。フレームワークそのものは手垢の付いた言葉だけど、その解説の中で、「情報の因数分解」という言葉が出てくるよ。この言葉はアッシ的には腑に落ちる感じ。いろいろと情報を集めても、使えるものはその中の1%だと云うから、その1%を探すために、この因数分解は必要な手法だよね。
ということで、筆者がいう法則通り、本書の中で使えると思った部分は、まさに1%だけでした〜。
効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法 | |
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