小さい駅の小さな旅案内

『小さい駅の小さな旅案内』を読んだよ。旅の範囲は小さいとは思えないんだけど…。

鉄道を利用した関東近県の日帰り旅案内。関東近県といっても、神奈川、千葉、長野、一部山梨のみ。筆者の嗜好の表れか。あと、日帰りの為か、新幹線や特急もフル活用。で、実際に現地にいる時間は数時間。なんか勿体ないなぁ〜という気分。

それでも観光地はまったく登場せず。そのこだわり方がいいよ。まったく無名の小さな駅に降り立ち、駅間をウロウロと歩く。ガイドブックとは無縁の世界。そこには人に知られない素晴らしい場所がある。そこに住んでいる人にとっては、日常の場所なのにね。

旅って日常からの脱却だけど、観光地は日常の延長でしかないよね。だから、人知れずの場所への旅にアッシもあこがれるんだろうなぁ〜。

そういえば、本書に登場する唯一観光地と言えば、真鶴のような…。

小さい駅の小さな旅案内 カラー版 (COLOR新書y)
小さい駅の小さな旅案内 カラー版 (COLOR新書y)夏目 雄平

洋泉社 2007-05
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