雲と風を読む

『雲と風を読む』を読んだよ。いつもの自然景観の読み方シリーズ。

このシリーズの中で今まで読んだものは全て地面関係だったけど、今回の本はいよいよ空中を見上げてみることになったわけ。
導入部は言葉の説明。成層圏とか対流圏とか積乱雲とか、かなり懐かしい言葉が出てきてうれしい感じ。そして、雲についてはその生成についてが話の中心だったよ。
風については、アッシ的には新しい視点。雲のように実際に目に見えるものではないから、科学的に説明されると納得できるからうれしいよ。
局地的な風から地球規模的な風まで、様々な風についてその生成メカニズムが説明されているよ。それが地球の自転に関係してきたりするから、面白いね。

で、雲と風。それの生成については、まったく関係無いような気がしないこともないけど、かなり親密な関係があることがよく分かる。
上昇気流が対流を起こせば風になるし、上昇気流があるところには雲が発生するし。

気象予報士を密かに目指すアッシとしては、入門書的な意味合いで勉強になった〜。

雲と風を読む (自然景観の読み方 新装ワイド版)
雲と風を読む (自然景観の読み方 新装ワイド版)中村 和郎

岩波書店 2007-08
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