マインドフルネス/ハーバード・ビジネス・レビュー編集部

マインドフルネス (ハーバード・ビジネス・レビュー[EIシリーズ])』を読んだよ。集中力の問題?

言葉としては知っていて、その中身は何だろうかとは思っていたけど、積極的に知ろうとはしていなかった「マインドフルネス」。どういうわけか、今回は意識が向いてしまい、お手軽そうな1冊を選んで、借りたのが本書。もともとは、ハーバード・ビジネススクールの機関誌に掲載された論文や記事をまとめたもの。だから、編者が同誌の編集部になっていて、書いた人は様々。

では、「マインドフルネス」とは何か?冒頭の記事では、

人間が毎日仕事に集中する姿勢を、本来満たされるべき力を取り戻すためには、心身と環境との関係を新しく立て直すことが必要です。そのためには、場と方法が必要になります。それを提示するのが「マインドフルネス」です。
と定義しているよ。自分的には集中するための力を取り戻す方法?って、勝手に解釈してみたけど。だから、禅とか瞑想とかとはちょっと違うかな。もちろん、それらは手法の一つではあるけれども。

もう一つの定義。

簡単に言えば、どんな状況でも、一瞬一瞬において、「いま、この瞬間をとらえる」力であり、「気づく」力である。
うん。こちらの方が端的で分かりやすいね。

もっと分かりやすいのは、「マインドフルネス」に対比する言葉。

人は何をする場合でも、それを「マインドフル」か「マインドレス」か、どちらかの状態で行う。
そう、日本語でいうと「心ここにあらず」かな。おっと、日本語の方が分かりやすかったか。

確かに、会議中に上の空になってしまうこともある。それはそれで仕方がないこととして、如何にそこから回復するか、その力をつけるか。あぁ、眠くなった時の対策が先か…。

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