いのちの食べかた/森達也

いのちの食べかた (角川文庫)』を読んだよ。知らないことが多過ぎる。

ノンフィクション作家の森達也氏の著作。去年の夏に本屋で見つけて、これは面白そうとチェックしていたんだけど、やっとこの時期に読了。

で、その内容はというと、単に「我々は生物を食べて生きている。だから、それらに感謝しながら生きていこう。」っていう単純なものではなかったわけ。そういう意外な展開にドンドン引き込まれて読み進んでしまう本。
話の流れをまとめてみる。
知らないことはよく知っておこう。そして、よく考えよう。思考停止はダメだ。世の中はさまざまな視点がある。見方を変えて考えてみよう。無自覚になってはいけない。だから、知ろう。
という感じ。

そして、知ることの大切さを何度も繰り返す。

僕は知りたい。知らない自分がいやだ。
とか、
知ることは大切だ。知ったなら忘れないように、思うことを止めないように、何度でも深く心に刻もう。
とか、
大切なのは「知ること」。
知って「思うこと」。
人は皆、同じなんだということを。いのちはかけがえのない存在だということを。
とか。

こういう視点は大切。こういう視点を知ることができるのは本があるから。やっぱり、本はいいよなぁ〜。

いのちの食べかた (角川文庫)
いのちの食べかた (角川文庫)森 達也

KADOKAWA/角川書店 2014-06-20
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