いのちの食べかた/森達也
『いのちの食べかた (角川文庫)』を読んだよ。知らないことが多過ぎる。
ノンフィクション作家の森達也氏の著作。去年の夏に本屋で見つけて、これは面白そうとチェックしていたんだけど、やっとこの時期に読了。
で、その内容はというと、単に「我々は生物を食べて生きている。だから、それらに感謝しながら生きていこう。」っていう単純なものではなかったわけ。そういう意外な展開にドンドン引き込まれて読み進んでしまう本。
話の流れをまとめてみる。
知らないことはよく知っておこう。そして、よく考えよう。思考停止はダメだ。世の中はさまざまな視点がある。見方を変えて考えてみよう。無自覚になってはいけない。だから、知ろう。
という感じ。
そして、知ることの大切さを何度も繰り返す。
僕は知りたい。知らない自分がいやだ。とか、
知ることは大切だ。知ったなら忘れないように、思うことを止めないように、何度でも深く心に刻もう。とか、
大切なのは「知ること」。とか。
知って「思うこと」。
人は皆、同じなんだということを。いのちはかけがえのない存在だということを。
こういう視点は大切。こういう視点を知ることができるのは本があるから。やっぱり、本はいいよなぁ〜。
いのちの食べかた (角川文庫) | |
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