明治大学という「武器」を持て/中村三郎

明治大学という「武器」を持て ~いま、なぜ受験生と企業に人気なのか~ (経済界新書)』を読んだよ。「武器」なのか…?

副題に「いま、なぜ受験生と企業に人気なのか」とあるように、確かに最近、明治大学がメディアに登場することが多いかも。しかも、ついに3年連続で志願者数日本一。志願者数だけで人気度を測るのはどうかとは思うけど、ひとつの指標ではあるので、注目度が高いことは事実。
ということで、本書はその明治大学の魅力を筆者なりの視点で分析したもの。その筆者は、明治大学OBのフリージャーナリスト中村三郎氏。「はじめに」で、「客観的な記述につとめたが、贔屓の部分があるやもしれない」と宣言しているけれども、アッシから見たら、贔屓というか、持ち上げすぎというか、調査不足の感が否めずなんだけど…。

志願者数日本一にしても、全学部統一入試での併願数の割増分の影響が大だろうし。ただ、芸能人の出身者を使ったメディアへの訴求力があるんだろうね。そう意味では成功しているんだろうね。

そう、こういう本を出すOBを派出するということでさらに注目度も上がるわけで、それも成功のひとつなんだろうけど。結果論だけど。
ということで、明治大学をさらっと知りたいということでは手軽に読める本でした〜。

明治大学という「武器」を持て ~いま、なぜ受験生と企業に人気なのか~ (経済界新書)
明治大学という「武器」を持て ~いま、なぜ受験生と企業に人気なのか~ (経済界新書)中村 三郎

経済界 2012-10-25
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