80時間世界一周/近兼拓史

80時間世界一周 格安航空乗りまくり悶絶ルポ (扶桑社新書)』を読んだよ。LCCもピンからキリまで。

いきなりだけど、「80日間」ではなく「80時間」なので、念の為。
そう、約4日間の世界一周の旅。しかも、如何にして安い金額の航空券で行くことができるか、限界に挑戦したもの。で、実際に幾らだったのかは本書を読んでいただくのがよいと思うけど、とにかくビックリするような金額。正規運賃だったら、どのくらいになるんだろ。

と、金額の話はここまでにして、まずはチケット取り。どのチケットもインターネットから、値段が刻々と変わるし、不親切なサイトもあるし、一筋縄ではいかず。ひとつでも失敗すると、この企画は意味がないので、余計に神経を使うわけ。それでも、狙い通りのチケットを入手。万全の調査と果敢にチャレンジする精神の賜物かも。

で、旅が始まる。
旅の始まりは茨城空港。知らなかったけど、百里基地のことだったんだね。行先は中国上海。もちろん乗るのは中国のLCC春秋航空)。狭い煩いで最悪の3時間半。アッシにはとても乗れない。
上海には6時間滞在して、アエロフロートでモスクワへ。春秋航空アエロフロートも操縦が荒いとか。やっぱり、アッシには乗れない…。
モスクワからは、もう一度アエロフロートデュッセルドルフ質実剛健の世界に、国民性を感じてしまう。逆に、ストレスが溜まりそうとも。
デュッセルドルフからは、エアベルリンでチューリッヒ。エアベルリンもLCCだけど、その質の高さに感動するよ。
チューリッヒからは、同じくエアベルリンでニューヨーク。さらに、ロサンゼルスでトランジットして無事に羽田に戻ってくる。
お見事!!

さて、幾らかかったのか。正解は13万7522円。激安!!
とは言うものの、筆者自身が海外旅行に慣れているということもあり、初心者は手を出さない方が無難です〜。

80時間世界一周 格安航空乗りまくり悶絶ルポ (扶桑社新書)
80時間世界一周 格安航空乗りまくり悶絶ルポ (扶桑社新書)近兼 拓史

扶桑社 2012-03-01
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